ta@NO DOUBT

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2005年06月28日(火)
■先が見える■

 本日、なにかと苛つく。

 1コマの講義に出て、ちょっと TA をこなして帰ろうと思ったのに、思いのほか TA 業務で時間を食ってしまった。2時間も。

 受講生の質問に答えるのが、今日の主たる TA 業務であったワケだが、なにかとイライラさせられた。作業をやってもらっているが、自分が実現したいと思ってる状態に近づけようと躍起になっている者が数名。あくまで基本的な操作・原理を分かってもらうことが目的なのに、なぜか、すばらしいものを作ろうと考え始めている。そんな技量もないのに。

 技量がないとどうするか。TA を使い放題。ほとんど考えもせず、調べもせずに、「最短の」答えを求めてくる。こういう姿勢は考えものだ。まがいなりにも「院生」だろうが、と。教えて、その場では分かるかもしれないが、仕組みも分からずに実現できたって、何の意味もない。言い換えれば、何の学習もされていない。でも、なぜか満足気。あーあ。

 出来ないから人に聞く、分からないから人に聞く、聞くために TA がいる、というのは分かるけど、すぐに諦めて、安直に答えを求めるのは、よろしくないし、「学ぶ」ことができない。偉そうなことを言える立場じゃないが、こういう学生のやることは先が見えている。


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