■4年に一度の価値■
本日、オリンピック開幕式をチラリとみる。
それにしても、オリンピックは他の世界大会に比べてどれくらい価値あるものかが分からない。選手にとってはピーク時に世界大会に出たいと思うのが普通だろうし、現実にも、世界陸上とか世界選手権とか、その時々で世界最強を決める大会が毎年のように開かれているわけだし。
と考えると、「4年に一度」という貴重さはそれはそれで価値あるものだと思うが、このオリッピックというイベントは、開催国にとってのビジネスチャンスでしかないのかもしれないと思ったり。あとは、普段注目されない競技にスポットが当たるというメリットぐらいだろうか。
(問題があることは承知だが)身近なことに置き換えてみると、学会が4年に一度しか開かれなかったら、かなりシンドイ。発表なんてできないかも。まあ、そうなれば、自然と下位組織に研究会なんかができるでしょうな。と置き換えてみると、4年に一度というのは、当事者にとってあまりありがたいものとは言えないですな。
オリンピックでも学会でも、本質的には、最強を決める・最新の状況を知るという最たるものを求めることが目的だと思うし、わざわざ年数をあけるのは良いこととは思えない。そんなワケで、オリンピックに対して特別思いが深まることはないのであった。
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