■作家と研究者■
本日も,報告書書きだが,し,し,締切が…。
ほんじょ観たさに,トップランナーにチャンネルを合わせたら,江國香織さんが出ておりまして,休憩ばっかながら,休憩がてら観ておりました。
「号泣する準備はできていた」という本のタイトルについて語っている時に,「楽しいことも,それは号泣する準備なんですよ。だから泣ける」というようなことを言っていて,まあ,そういう発想と言うか,視点と言うか,そういったものは持ち合わせていなので,「そういう見方がありますか」などと,なんだか新鮮な考えとして聞いていた。さすが,直木賞作家。
作家にしても,研究者にしても,いろんな人たちが頭の中でモヤモヤって考えていることに,ズバッと明快に言葉で表現した時,その人の評価ってのは,非常に大きなものになりますな。学問で言うなれば,理論を立てるような人のことで,みんなどこかで思っているんだけど,ハッキリと言葉にできない,ということを述べてしまうワケだ。もっと平たく言えば,「おお,それが言いたかったんだよ」ってコトを表現できる人,というコトだろうか。
理論を立てるなんてところまで行かなくとも,まあ,そういうコトができるようになろうと日々やってるワケだが,日が経つにつれ,未熟さ非力さに打ちのめされるばかりで,現実は厳しいと痛感しまくりの毎日。先々のことが不安でしかないけれども,まあ,とにかく,やるしかないですわな,やるしか。最近は,特にそんなことを自分に言い聞かせて,レポートやら,データいじりやら,報告書書きをやっとります。あぁ,ほんと,締切が…。
(久々の)注1:しばらく更新できないかもしれません。 (久々の)注2:やっと,来月末に東京へ行けそう。
|