■セ・リーグをダメにしたのは誰だ/寄るなキケン■
本日,日本球界の行く末を,激しく危ぶむ。だから,ちょっと長いです。
結局,阪神が優勝した。それはそれで,18年ぶりの優勝であるから,ファンが狂喜乱舞するのもおかしなコトではない。大いに,祝ったらいい。が,ここ最近のセ・リーグは,ぶっちぎり優勝が目立ってきた。ハッキリ言って,面白くない。
こんな状況を招いたのは,言わずもがな,我が読売巨人軍最低オーナーのナベツネだ。彼が,逆指名やFA制度を好き勝手に導入して,球界をおかしくしたのだ。
で,あちこちで既に言われているであろう,改善策を考えてみる。
まず,ドラフトでは,1) 逆指名は無くすべき。確実に,戦力が偏るからだ。それから,高校生に,逆指名権が無いのは,「年齢が若く,適切な判断が下せない」そうであるが,ひたすら野球だけやってきた大卒選手だって,億単位で銭が動くショービジネスの世界に入ろうとする上で,適切な判断が下せるとは思えない。逆指名なんて偉そうな制度は,即撤廃。
そして,2) ウェーバー制を導入する。今年のベイとオリックスの弱さには,怒りを通り越して,もう可哀想でならない。こんな悲劇に見舞われるチームは,あまり見たくない。何よりも,ペナントレースが確実につまらなくなるのだ。それを防ぐために,勢力均衡が期待できるこの制度を導入すべき。
指名されて断った選手は,球界の発展に貢献する気が無いと判断して,それ以降5年間,プロとの接触は禁止。解禁となっても,前述の通り,指名権はないから,特定のチームに行きたいのなら,指名されたらすんなり入ってFA権を取得できるよう活躍するか,毎年の順位確定待ちをするかのどちらかしかない。
FA権は,もう少し,基準を細かくして,3) 制度としては存続。防御率で3年連続トップ3に入っていれば取得とか,3年連続90打点だったら即取得とか,数値目標を増やして,取得年数ももうちょい早める。獲得できるのは,1人だけ。なお,補償金は,人材交流を第一に考え,基本的に撤廃。最低でも,1人に対して,1人は出して,そこに銭が付加されるのはOK。上限は,1億。足りないなら,人を出すのみ。と,FAのせいで,戦力に偏りが出そうになっても,ウェーバー制で,いくらかは補えるはず。
いい加減,愚かしい制度の撤廃・改善を実施してもらって,「急いで仕事場・学校から帰宅し,贔屓チームを毎日応援したくなる」ようなペナントレースを期待する今日この頃。
□■□ と,球界の将来を心配しているところに,名古屋の「立てこもり・爆発」事件が,全国で報道されまくっていることに気付く。よくもまあ,馬○の一つ覚えみたいに,何度も爆発シーンを流してたな。最近は,通り魔が捕まって,一安心できるかと思ったら,製鉄所の火災が相次ぎ,今日のこの爆発事件ときたもんだから,「名古屋=危険地帯」であるかのようなイメージが刷り込まれてしまいそうだ。そんなに危なくはないんだけど。
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