■ファミコンカセットに思う■
本日、物置き漁り。
父が、朝っぱらから物置きでゴソゴソやっているので、それを眺めつつ、気になったものを取り出してみる。ファミコンのカセットだ。ファミコンでするゲームは、どれも単純だった。「スパルタンX」 やら「ゴルフ」(ネーミングまでシンプルですなあ)やら、操作は楽だが、それなりに楽しめたことを思い出す。そういや、連打の高橋名人はどうしているのやら。
それから、スーパーファミコンやら、あのプレステやらの登場で、ゲームも随分と難しくなった。その時ぐらいまでは、苦労しながらもクリアしようと必死だったけれども、この頃のゲームというのは、相当複雑で、操作が実にややこしそうで、とてもヤル気にならない。異様なまでの疲労感を味わいそうで。そこまでして取り組もうとは思わん。
そんなワケで、まあハードの制限があったとは言えど、今から見直してみると、昔のゲームが、結構洗練されたもののようにも思える。ここのところ、様々な物事に対して、簡素であることを望み、欲しているだけに、ファミコンカセットたちが、妙に魅力的に見えてしまうのでありました。
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