■町中で「give your blood」■
本日から、あれこれ手続き。今日は、銀行と旅券センターへ。
名古屋を歩いていると、献血のポスターを見かけた。そこに、「give your boold」という横文字が並んでいた。日本語なら、「血をください」となるワケで、英語にしたって、こりゃ、あからさまな表現なんじゃないの?と思って、帰ってから、collocation 辞典を引いてみた。すると、「動詞+blood」の時の動詞として、give が一番に記されていた。言わずもがな、donate も併記されていた。
辞書だけでもつまらないので、コーパスでもチラリと調査。すると、give を用いた用例が、数例しか見つからなかった。大まかに検索しただけなので、断定は出来ないけれども、「give+blood」というのは、あまり使える表現ではなさそうである。というか、そもそも、blood という語は、「blood pressure」とか「blood test」ってな具合に、形容詞的な働きをすることが多い。つまり、「動詞+blood」という形からして、取りにくいというワケだ。まあ、どうであれ、ポスターの英語が、間違いだということはないのだが。調べ終わって、「久々に、コーパスを使ったなぁ」と呑気に構える今日この頃。
注:明日は、10時より院の入学手続き日。
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