■指摘・強制・勧誘■
本日、卒論テーマ発表。
と、今日で決めてしまいたかったのだが、結論から申し上げて、細かいことは決まらなかった。結局、大まかなテーマがあるだけで、範囲として絞りきらないことには話にならんというワケです。例えば、「省略現象」と言っても、主語の省略なのか、目的語の省略なのか、で、その省略を調べて、どうしようってのか、っていう方針がないことには、先には進めんワケです。ま、当たり前なんやけど…。とりあえず、8月上旬までに再考の猶予が与えられたので、文献を読みあさって考えていきたい。
そんな中、先生が、「某研究会の合宿に来ないかね?」と尋ねてきた。もちろん(?)、筆者を含め、ゼミ生は一斉に渋る。理由は人それぞれであろうが、一番の問題は、英米語学科の先生ほぼ全員の前で、卒論テーマとその経過報告をさせようとするコトだ。これは困る。確かに、批判にビビっていたんでは、研究なんかできないワケだが、いきなりそんな大舞台もねぇ…。ちなみに、先生は「別に強制ではないけどね」と勧誘っぽく言っていたが、含意(implicature)としては「来いや、コラ」という強制に皆聞こえていたでしょう。
続いて、これも半分強制の気がしないでもないが、今月末にコーパス講習会なるものを大学で開催するそうで、その手伝いに来てもらえないか、と、PC操作に慣れ(過ぎ)ている Dail と筆者が依頼された。「オレが人からものを頼まれるときは、結局これなのね…」と心の中で思いつつ、結局、前向きに検討中。バイト代は無いようだが、バイト代よりも点数をより多く与えていただきたいと思う今日この頃です。
今年の夏は、英語学一色になりそうな予感。
注:コーパス学会@名大は10月開催。
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