■候補は2つに■
本日、激しい腹痛と頭痛に苦しむ。
というワケで、基本的には、一日寝込んでおりました。ただ、寝転んでいても、シンドイのに変わりはないし、そのまま寝入って、また夜に眠れなくなってしまうではないか、と思い、テーマ探しと文献探しを行った。テーマの候補は2つ。ただ、範囲が広いかもしれん、ということと、語用論的アプローチが可能なのかが、ハッキリとしないので、先生に報告するのが実に恐ろしい。そのテーマ候補を以下に示す。
・省略現象が、いつ・どのような場面で生じるのか。省略OK・NGの条件は何か。(日本語との比較を含めるかも)
・比喩表現の語用論的アプローチ(「意味作用」とか「推論がどう働くか」など)。
省略現象については、統語論でその構造は解説されている。だが、実際にどういった場面で省略が行われるのか、といったことに言及したものはあまり「見かけない」。で、この「見かけない」ってのが曲者。先行研究がほっとんど見つからないのです。省略表現そのものについての論文というものは、現時点で1つだけで、手に入るかどうかも怪しい。つまり、資料が少なすぎて、文が書けるかが心配なのであります。また、意味論に走る可能性が極めて高いのも難点。
比喩表現は、省略現象とは正反対で、資料がありまくり。つまり、それだけ「奥が深い」ってコトです。これを研究する人は多くて、比喩表現だけで一冊の本が出されたりするぐらい。だから、比喩表現に関しては、どの部分にツッコむのかということを絞る必要がある。でないと、資料に振り回されて、文献読みで終了なんてコトになりかねませんので。
事前に先生と話し合ったほうがエエかな…。
注:いつになったら梅雨明け?
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