■ATOKに思ふ■
朝、スタバで朝飯を買ったら、「777円」だった。ここで、「ラッキー♪」とか思うのが普通なんだろうが、筆者は「よっしゃ確変!」とパチンコ絡みの発想をしてしまう…。そう言えば、「(こぼれないように)二重のフタをしてくれませんか」って頼んだら、「え?そういうものは無いんですが…」って言われた。学校近くのスタバは、頼んだらすぐ付けてくれるのに。店ごとに、サービスにおける若干の差が気になってしまう今日この頃。
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さて、VAIO Wや一太郎12のCMが始まる昨今であるが、本日は日本語変換システムATOKについて一言。
今度のATOKは、「関西弁に対応している」ところを必死にアピールしていたりする。CMだと、「すきやねん」を一発で「好きやねん」と変換できるといった用例を示している。以前の日記で、「期待してる」と書いてはみたが、よくよく考えてみると、「だから何やねん」と関西弁でツッコミを入れたくなる機能、つまり大した機能ではないと思うようになった。
方言が一発変換できることに越したことは無い。これはこれで便利だと思う。だが、この機能は、関西弁を操れる人間にしか使えない機能と言っても過言じゃない。他の方言を話す人にとっては、あまり気分の良い機能だとも思えない。例えば、我が実家のある愛知県に住む人間が、「せやねん」(=そうなんだよねぇ)などと言うこともなければ、ましてや書くことなんて皆無に等しいと言える。無用の長物とは、このことを言うだろう。
筆者が「こうあってくれればなぁ」と思う機能は、「変換候補に様々な方言を提示してくれる」というものだ。例えば、「とても」と打って変換した時に、「ごっつ」(関西)、「でら」(名古屋)、「なまら」(北海道)などと、候補にいろんな方言が出てくる機能だ。これに加えて、「very」(英語)、「même」(仏語)、「muy」(西語)などと、他の外国語の候補まで出してくれれば、文句無しである。最終的には、文書校正機能で、方言が入り交じって使用されてないかとか、文法チェックをしてくれれば、完璧なものになると言えるのではなかろうか。
これ以上、ATOKが暴走しませんように。
注1:今日もキムチ鍋。 注2:新幹線内での爆睡は危険。
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