■コーパス使って語法研究■
今日は、1限から4限まですべて授業がある、はずだった。1限はReading。今朝は珍しく早めに教室について、ゆったり音楽を聴いてたら、クラスメイトからいきなり「休講らしいよ」と聞かされる。しばらくボケーッとしてから、掲示を見に行くと、「病気のため」と理由が記された休講の知らせが張り出されてた。
□□□□□ 本日、最後の授業は、自然言語処理。今週は、ミニレポートの提出日。オンラインコーパス(=言語資料体)を用いて、何か調べてこいというのが課題であった。で、今回、オレは、tryの語法について調べることにした。調べると言っても、そんな大がかりな調査はしない。っていうか、できっこない。なにせ、期間は一週間だし、他の授業の課題もあるわけだから、それにどっぷりと浸かって研究するってワケにはいかんのですよ。
調べ方も、極めて大雑把。tryの後ろには、[to+不定詞]がひっつくのか、分詞がひっつくのかを調べようとして、結局、結果が自分で見え見えだったんで、[to+不定詞]の方だけを調べてグラフ化し、調査結果の考察をつけて、出来上がり。最後の考察のところなんかは、「tryの「〜を試みる」という意味からして、未来志向の文を書くことになるため、結果として[to+不定詞]の表現が多く見られると考えられる」というテキトーな感じに…。
ちなみに、tryの語形変化(try, tries, tried, trying)の全てを検索対象にして、1995年1月号のTimes紙をコーパスに指定し検索すると、2100の文が出てきて、そのうち[to+不定詞]を含む文は1247個あった。割合にすると、約59%になる。tryingにおいては、89%の割合で、[to+不定詞]が使われていた。もう少し突っ込んだ調査もしてみたいが、今後もそういう機会は、嫌でもありそうなので、その時にでも調べるといたしましょう。
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