○『指先からソーダ』河出文庫 8月5日発売 装丁は名久井直子さん、 解説は石川直樹さんです。 私はゲラを読み直して思いましたが、 こういうことを言ってはいけないのかもしれないけれども、 私が書いているものって、 小説よりも、エッセイの方が完成度が高いような気がしてきました。 私は今後、何を書いていけばいいのでしょうか。 この本は、朝日新聞土曜版で連載していたエッセイを中心に綴った、処女エッセイ集です。 河出文庫にしてもらえて嬉しいです。 ○穂村弘さん『もうおうちへかえりましょう』小学館文庫 8月5日発売 解説を書かせていただきました。 ○それから、以前のこのニッキにも書かせていただきましたが、 私は、今後の単行本の出版は、今のところ予定しておりません。 これからの作家活動も、白紙の状態です。 それなのに、どうしてこんな、地獄のようにぱんぱんの日々になっているのか、自分でも不思議です。 私は最近、スケジュールが滅茶苦茶になり、 多方面にご迷惑をおかけしました。 申し訳ありませんでした。 休んだら倒れるのかもしれません。 泣きながら仕事をしているのに、全部が手からこぼれ落ちるようです。 ひとりぼっちだし、 どんな風に仕事を進めたらいいのか、わからない。 地味に、目立たなく生きて本を作っていきたかったのに、 できない。 自転車操業のようですが、操業できていません。 ごみだと思います。
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