以前、埼玉文藝家協会というところに詩を送った。 それがさいたま市長賞というものをいただけるというので、台風の中、授賞式と講演会と懇談会に出た。 70歳を過ぎているとおっしゃっていたが、すごくきれいで素敵な女性の方が選者で「勉強なさいね」というようなことや、いろいろと喋ってくれて嬉しかった。「夜中まで、目が真っ赤になるくらいになって、選んだのよ」 私は、本もしっかり読んでいないし、政治のことも知らない、戦争のことも知らない、『源氏物語』のこともよくわかってない(卒論で扱った話をしたのだけど、突っ込まれるとしどろもどろになった)、人生経験もこの年にしては少なく、これからすることがたくさんある。 時間は限られているのだから、自分で選んだものを、自分で決めて、勉強したい。 そうは言いつつ根がなまけ者なので、気がつくとベッドの上で昔のマンガを読んでいる。
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