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人生
2002年02月15日(金)

バイトがあったのだけど、すごく怒られるし、意味も無いし、甘くみられてるし、「今日で辞めます」って帰りに言ってやろうと思いながらずっと仕事していた。

でも言わなかった。

何でだかわからない。
言いにくいって思ったわけじゃなくて、ただ、それが人生だ、と思ったんだと思う。

幸せ、というのが何なのかわからないけれど、定規が、物差しが、自分のものでなくてはいけないし、
きっと、怒って辞めて、楽しく過せばハッピーとか、そんな単純なものでもなくて、
なんていうか、
その、もっと大きなものによって動いてるのかも、
って、それが人生、
って思った気がする。
よく、わからないけれど。

帰りに車に轢かれそうになって、
「ああ、もうすぐあたるな」「今、ライトがまっすぐ私を照らしてるな」「死ぬのかな」
ってのんびり考えて、
直前でブレーキが利いて、止まって、
あ、生きてた、
って。
良かった、
って。

この前、後輩と人生の話をしたりして、偉そうに喋ったり、
でも、よく考えると、私の人生って、ぱっと見、上手くいってないな、と思う。
人生のやり方なんて全くわかんないよ。
そりゃ、他の国の人なんてもっと大変な人っていると思うけど、日本の若者として、まわりの友達とかを見て、自分を見ると、
今まで、これはやった、上手く行った、って事、無いんじゃないのか?

高校は第三志望だし、大学受験は第七志望のとこ入ったし、大学入っても、サークルの事が大好きになったけど、トップもやってないしね。他から見ても、サークルで所謂、成功はしてないんだろーな。バイトでだって仕事は出来ないしさ。恋愛だって全然、上手く行ってないしね。ふられてばっかだよ。

でも、「大丈夫」って気がしてしょうがない。
「私は強いから」、って気がしてしょうがない。
幸せのように感じられて仕方ないのだ。

幸せなんだ。

何でだ?
大好きだからかな?

楽器が大好き
それに、大好きな人がいる
それだけで、幸せって、事なのかも。
それが、上手く行くとか行かないとか、関係ないのかも。

大好きって思える、
それ自体が救いなのかも。

大好きなのは事実、
幸せなのも事実、
ぱっと見上手く行ってないのも事実。
就職だって、本当は、未だに悩んでる。

だけど、平気。
内臓が重くなって、何処かから(丹田とかかな?)力が湧いて来てしょうがない。
大丈夫、やるぞ!
って。

人生とか、幸せとか、怖くなくなってきた。
これからが楽しみ。

絶対、ふざけて、面白おかしく生きてやるから。




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