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酩酊の事
2001年12月28日(金)

友人の家で忘年会と称し牡蠣鍋をした所おいしく楽しかった。

夜に、町内会の「火の用心」があるというので、勝手に加わって町内を歩き回って「火の用心」と言ってまわった。
拍子木を打つのもやらせてもらって、段々コツを掴んで、タイミングよく、小気味よく、カンカンと鳴らせるようになると夢中になった。
「火の用心」なんて、やるのも初めてだけど、見るのも初めてだ。
あなたの町ではありますか?

この日あった友人たちの、酔っ払ってやった事の話などはいつも面白い。
私も、学生の間にもっとふざけたかった、と思ったけど、たぶんサークルの人らには「充分やってたよ」と言われるだろう。

でもお昼からお酒のんだ事はない。
あった。卒論提出の日に、出したら、そのまま代々木公園に行って、お昼からお酒を飲んだ。寝不足の目に銀杏が降り積もってく午後の光はまったくリアリティが無い、ふわふわした感じでよかった。あれは楽しかった。あの時「紫式部」っていうタイムリーな名前のワインを買ったけど飲むのを忘れたな。カシスを買ってカシスオレンジをたぷたぷ飲んだけど、あれは一杯が美味しいもので、二杯からは甘すぎて不味い事がわかった。

この一年を振り返ると、楽器も弾いたけど、サークルの後輩から見たら「酔っ払ってましたよ」って感じだろうと思う。それは悪かったと思うけど。

4年通してもそうかもなあ。
私としては「楽器弾いたなあ」「色んな人と出会ったなあ」だけど、人からみたら「お酒飲んでましたよ」じゃないかと思う。
仲いい人はあれだけど、そんなに仲良くない人や、他パートの人は飲み会位しかちゃんとした交流がないし「先輩なのにすぐ酔っ払う人」と思われて致し方ない。まあいいか。ごめんね。でもちょっとせつないね。他の事も頑張ったのになあ。

しかし、酩酊っていいよね。

人生に酒と音楽があるっていうのはなかなか。




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