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『微炭酸ニッキ』  山崎ナオコーラ

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スパイダー
2001年02月25日(日)

今日はバイトに新人さんが2人入って、たくさんで仕事したのでひまだった。
今日初めての男のコがいて、「キューさん、キューさん、これどうやるんですか?」など、どうでもいいことを聞くので、かわいいなあ、母性本能くすぐられるなあ、と思って、話してみたら、同い年だった。なんか辞めたくなくなってきた。
終わった後、そのコやマネージャーたちに山田の蓋を開けて、「いいでしょ」と自慢した。
バイトも残るは、あと一回。

その後、大井町の「きゅりあん」に行く。

なんだか、疲れてしまった。
そんな時の、夜中の雲って好きだ。
夜空に白く浮き上がって、不気味なような、これから何かが始まるような、背中を押されるような気持ちにさせられる。
怖いような、神聖なような気持ちになって、心のブラジャーを締め直す。

怖さって好きだ。前に押されるような気がするから。
昔何かで、読んだが、人間の行動の原動力になるのは「愛と恐れ」だけなのだそうだ。

怖くて動いちゃうってのも、情けない気がするけど、心が急く感じって結構快感だ。

小心でいいんだ、強くなくっていい、だって繊細なんだもん。
怖くてたまらないわ。
何がだろう。
俺が怖いもの→・世の中 ・人の心 ・コミュニケーション不全 ・嫌われる事 ・失敗する事 ・プライドがくずれる事 ・恥 ・みじめさ ・自分の考えを曲げる事、など色々ある。

しかし、もっとすごい究極の怖さってのを、いつか味わってみたいなあ。




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