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敬語雑感
2001年01月09日(火)

 教師になった夢をみて、6時に目が覚めた。あたしがいじめ問題を解決してしまった。それで、「あたしほど教師に向いてる人はいない、なんで教職捨てちゃったんだろう」と考え、だいたいあたしは人生において努力が足りない、あたしの人生これからどうなるんだろう、もっと努力が必要だ、あたしの人生、前途多多多多難だ!!などと2時間ぐらい布団の中で考えていた。ああ、教師になりたい!!
 それでまあ、今日は惰性でとってる模擬授業の授業があって、そうそうあたしが模擬授業をやった時は「愛敬はあるけど、たよりない」とか扱き下ろされたんだった、と思い出したのだった。でも見守りたくなるような先生もいいでしょ、とか思ったけど、生徒に甘えるような先生はだめだわな、やっぱり、教師はもっと向いてる人にやってもらおう。
 その授業で一緒の男の子を、あたしは同じ3年生だと思っていたのだけど、どうやら院生だったということが今日わかり、敬語使った方がいいのか、と思いつつ、今まで敬語じゃなかったのに急に変わるのも変でしょ、と思って語尾をモゴモゴ言って喋った。でも敬語なんて、別にどうでもいいかも、と思う。
 あたしに関しては、あたしは軽く見られたりするのは全然かまわないし、後輩からもみんな、「キューちゃん」とよんで欲しいと思っているし、敬語なんか使ってくれなくてかまわない。
 じゃあ敬語嫌いかというと、そんなこともなく、もごもご敬語喋るのはすきだった。来年からあんまり喋らなくなるの寂しいなあ、と思う。
 まあ、基本は伝わりゃいい、要はハートでしょ!!ってとこか。

 まあそんなこんなで、そのあと今度は外国人に日本語を教える模擬授業があって、うちのグループの発表だったんだけど、下準備めちゃくちゃで、先生役の子ごめんね、と思いつつ見守った。
 あとは、授業の合間を縫って、黒田三郎という詩人についてのレポートを1日書いていた。酒乱だけど、愛妻家の詩人。

 だいたい、こんな日記かいてないでレポート書くべきなのだが。
 書き出すととまらない。
 人間はほんと、やっていることはやり続け、やらないことはやらないよなあ、と思う。
 あたしはこれを、「慣性の法則」と呼んでいる。




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