Niseko-Rossy Pi-Pikoe Review
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2020年10月07日(水)





武蔵小山の蕎麦割烹へはかむろ坂通りをあがって行きますよ、ここは桜が咲く頃は花びらのトンネルになっているんです、かむろってなに?、ハゲかな、ドクロかな、桐ヶ谷斎場あるし、いいえ花魁になる稚児さんのことよ、たださんガールフレンドとここ何回通ったの、何人と通ったの?、



けっこう立派なパラゴンが置かれていてLPレコードを揃えている、ソファーだらけ、友だちが弦楽はこういう状態で聴かないとねと寝そべっている、やばいオレも寝てしまうよタオルケットをかぶって目を閉じる、背中を引かれて見るとタータンチェック柄のスカート女子が手伝ってと言う、ハイハイと下心、木製家屋のなだらかな階段を降りる、あれれオレ下半身スッポンポンやないけ!寒いわ!、女子がコレ運んでと石油ストーブを手渡してくる、持ち上げる、オレンジ色熱源放射が手前に向いている、やべーチンチン熱いじゃないか、スカート女子と仲良くする展開なぞ無い!、階段の途中でストーブを手放せない、うわあと叫んで目をさます、



武蔵小山温泉清水湯で寛ごうとアプローチ、交差点こんなに狭いし、7シリーズBMWは停められない道路にはみ出る、断念、ネバネバサラダと焼き鳥で待機ラジオ、エドワードヴァンヘイレンあらまあ、ユーリアリーガットミーを聴いた79年1月の札幌市菊水元町二階のストーブにあたりながら渋谷陽一ヤングジョッキーで聴いていた視界がフラッシュバックする、今はもう無い空間、だけど武蔵小山の個別指導塾の前で暗がりに目を凝らしているとそこへ行けそう、



ジャンプばかりかけないでよ、12インチじつは買った、西新宿のパンク専門店で若い客に白い目で見られながら、恥ずかしかったけど恥ずかしくなかった、アズテックカメラがカバーしていたのねオブリビヨンしか知らないカセット交換に入ってた、おれも若いよ当時は、そらそうだよ、



古い流行歌をかけて有楽町、銀座教会あたりウィンドウ見てたら、幼稚園のころみさおママに市内の洋品店を連れ回されて待たされてばかりいた感覚が、マネキン見てるしかないからね、マネキンの存在は不可解、これはヒトではないヒト、何を想う、マネキンが横になって寝ている十数体、夢の中、ああマネキンはお店が終わると休むのだな、マネキンが起き上がり何かをぼくに伝えてきている、怖くはないのだけど何を伝えようとしているのかわからない、きっとぼくもいずれ仲間になって一日中じっと立っていることになるんだ、動くのもめんどくさいからそれはそれで、ぼくはいいよとマネキンに向かって念じている、夢、


















Niseko-Rossy Pi-Pikoe |編集CDR寒山拾得交換会musicircus

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