Niseko-Rossy Pi-Pikoe Review
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2020年01月25日(土) |
タダマス36リワインド、 |
タダマス36リワインド、
テリーリン、クリスデイヴィス、New York Times等の年間ベストに選出された(へたなジャズ媒体よりも耳があるじゃんと誇らしく思えた)新譜から、音の解像度空間性という主題にも届くグラミー賞ビリーアイリッシュまでのスケールで、帰り道に益子博之の選曲の並びの鋭利な批評性に改めておののく、
時節柄、欧米各地のメディアの年間ベストもそこそこチェックしているし、発見もあるんだが、タダマスで提示される益子博之選曲のクオリティの高さは群を抜いている、さすが世界に冠たる El Intruso エルイントルーソに日本人で唯一投票を依頼される(今年は2年目だ)アンテナだ、
ところがワタシの反応は狭い、3から8まで、ね、馬番連勝では「8−7」ですね、すかさず蛯子健太郎が詰めてくる「たださん、9と5に対して反応が正反対なのはおかしくないですか?」、
会が終わるといつものように観客がテーブルに押し寄せて、ジャケの確認とか、補足情報の仕入れとか、これはすごいとか、しばらく華やぐ、終わらないひととき、おれはこのビョーキなジャケの二枚につきるだの、
Porous Structures Ruben Machtelinckx, Joachim Badenhorst, Bert Cools, Toma Gouband
「mémoire」 5:52
注目のレーベル Aspen Edities のこのトラック、追憶と泣きそうな鼻唄とつま弾かれる点描音、どこかサムアミドンにも通ず、池間由布子『Landscapes』とも、
アフターアワーズで池田さんが『SUALME / Ruben Machtelinckx』カセットテープリリースのみをかけて、蛯子さんと3にんで聴く、
https://rubenmachtelinckx1.bandcamp.com/merch/cassette-download-sualme-ruben-machtelinckx
「たださん、9と5に対して反応が正反対なのはおかしくないですか?」
ウチに帰ってもう一度聴いてみると、なんと確かに、9も素晴らしい音響だった、ニューヨークタイムスに取り上げられておののいていた作品だ、どうしていたのだ、おれの耳、午前5時起き仕事だったので電池が切れていたか、
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