Niseko-Rossy Pi-Pikoe Review
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2019年01月12日(土) キースの『天使の大群』




喰っては寝、トイレっては寝、夕方まで寝ていた、アタマ痛、



打楽器の振動音が聴こえないくらいの微音から倍音が立ち上がってゆくの、って、あれだな沢井一恵『現代邦楽の世界』のトラックワンオープニングだな、


東京駅八重洲角の鉄鋼ビルを見ながらそう思う、


鉄鋼ビルは戦後の復興瓦礫を埋めてできた土地に建てたのか、増岡商店、海軍か、



1月の第一週は三菱東京UFJ銀行のときもそうだったが、賀詞交歓会のラッシュなのだ、5年目、海外にはこういうビジネス慣行は薄い、思うんだが江戸時代はこういうふうにつながっているのだ、駕籠や馬が黒塗り高級車になっただけでさ、資本主義よりも和の精神が重いのがニッポンの強さか、神社とも予想以上につながっているし、歌舞伎やオペラの特等席でエライひとたちが挨拶しあうのも、

学校の教師の世界もばっちり文部科学省や教育委員会や校長会や、所属と肩書きと卒業年次と学閥がものをいう、

いろんな風景を見せてもらえる賀詞交歓会ツアー大手町丸の内、


二子玉川で入ったつばめグリルは池袋ルミネにもあるのんね、定期あるなり、行くなり、ご満悦なり、千疋屋のプリンに手を出すなり、美味すぎるなり、脳がシビれるなり、もう昨日へは戻れないなり、

ルミネのレストラン街は若い女子とカップルばかり、幼稚園児がたむろっているようにしか映らないのはわたしがジジイだからなのだ、この賑わい、

小樽の三角市場におふくろと遊んだ冬の日を思い出す、ばあちゃんとママと三人で歩いた五稜郭駅前の賑わいを思い出す、今日は妹の誕生日だ、生まれた五稜郭病院へは妹は18年後に看護実習に娘と母親と湯の川温泉連泊したんだって、おやおや、そんな日があったのかい、


稲岡親分からカタログ原稿三本頼まれてたのを出す、

キースの『天使の大群』についてアマゾンのレビューでおれの書いたことで購入したファンのものがあった、

平沢進の音源を Spotify で聴きながら見つける、

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ケルンは言うに及ばず、サンベアコンサート6CDに衝撃を受けて、類似のKEITHの音源を求めてステアケースからパリからウィーンから全部のソロコンサートを買い漁り、海賊版CDR買って買って買いまくりそれでも見つからず、やはりサンベアに止め刺すかと半ば諦めつつサンベア6CDをありがたく拝聴していたこの身に取ってこの天使の4CDは正に天からの贈り物。そりゃ始めは眉唾でそんなに良ければもっと早うに出す筈と、速攻買う事を躊躇っていた私の背中を押したのは元ECMファンクラブ会長のブログの弁。初心者の方がケルンに感動して、他に同じ様な音源は無いかと訊ねられるとサンベアを進めるが、10LP(当時)がネックになる様でステアケースを進めていたと。でもこれからはこの天使の4CDかもと書かれていた。それで早速Amazonで購入。始めはやっぱりサンベア等には遠く及ばないかなと落胆しながら幾度となく聴き込むうちに、、、あっこれ良い、、良い!良い!!って感じに音が広がり出して来た。これは私に取っては長年探し求めて止まなかったサンベアに次ぐ音源です。ステアケースも悪くはないけど砂漠の砂時計の様に固定のイメージが浮かんで来る。天使の4CD はイメージが聴き込む程にモクモクと沸き上がる、十二分に満足出来る音源です。どうやらサンベア類似音源探しの旅は終わりを迎えた様です。激しい疲労感の中素晴らしい音源を残してくれてありがとうKEITH。
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2015年に、ジャレットは今後同等のトリオが30年間必要だとは思えないとスタンダーズを解散宣言している。2年間の闘病生活に入る前のこの96年10月の音源が、わたしのキャリアの頂点を代表するものだと信じる、として、「天使の大群」と題されて本作は翌年にリリースされている。ここでのジャレットのステートメントは額面通りに受け取っていい。確かにここに天使たちは存在している。(多田雅範)










Niseko-Rossy Pi-Pikoe |編集CDR寒山拾得交換会musicircus

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