Niseko-Rossy Pi-Pikoe Review
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2018年10月01日(月) |
トリスタン・ミュライユ(Tristan Murail, 1947/3/11 - ) を聴く、 |
こないだは Spotify にあった、 ジェラール・グリゼー(Gérard Grisey, 1946/6/16 - 1998/11/11)の倍音音響を代表する曲「音響空間 Les Espaces Acoustiques」 を聴いた、
そもそもスペクトル学派なるものは、タダマスでかけた盤の奇妙に心地よい響きが発端でした、 Saturated Colour / Erik Hove Chamber Ensemble ■ 試聴あります
トリスタン・ミュライユ(Tristan Murail, 1947/3/11 - ) を聴く、 『 Gondwana, Désintegrations, Time & Again 』
”フランス発スペクトル学派の巨匠ミュライユの代表作。現代音楽を語る上で欠かせない一枚” ”聴く人はスペクトル学派への予備知識を以って臨むべし” ”知識をもって臨むと、実在しない鐘があたかもそこで鳴っているような、音の実存を問いかけてくる不思議な聴取感覚を味わえる” アマゾンレビュー
参考記事 ■
Gondwana (1980) Désintegrations (1983) Time & Again (1986)
だんだん現代音楽本線に近くなっていく、というか、スペクトル学派の源泉から展開していくように聴いた、
トリスタン・ミュライユ「夢」 ■ (管弦楽)クラングフォルム・ウィーン 〜ドイツ・ウィッテン・テアターザールで収録〜 (2014年5月11日)
鐘の音を音響解析した手法、といえば黛敏郎がNHK電子音楽スタジオを使って同じ手法(カンパノロジー・エフェクト)を試み、『涅槃交響曲』(1959)、比較してはいけない、が、聴きたくなるわ、
黛敏郎 − 涅槃交響曲 曼荼羅交響曲 外山雄三 山田一雄 NHK交響楽団 ■
【追記】
のだめカンタービレ18巻での、オクレール先生のレッスン曲、 「トリスタン・ミュライユ作曲のマンドラゴール」、絵像も鮮明に記憶してる!とホソダさんからご連絡いただく、
永野英樹のCD『ラ・マンドラゴール 20世紀フランス音楽作品集』まで売れて、ブーレーズ、メシアン、デュティユーも広く聴かれたという、 (さっそく練馬区光が丘図書館に予約せり)
T. Murail - La Mandragore (1993) ■
のだめカンタービ16巻で、世界的な指揮者シュトレーゼマンが「三芳の『いも恋』食べタイ」と叫んでいた「いも恋」
のだめで連想するのはそれしかなかったりしるわし、
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