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2018年09月19日(水) |
「ひたすら音楽を楽しみたい」 ニューヨーク「ジャズ詣で」17年の筋金入りファン |
益子博之さんが記事になりました!
Interview by Asao Teshirogi posted on the web media "DANRO" based on the concept of "enjoying one self" operated by the Asahi Shimbun newspaper. Sorry for Japanese only. 朝日新聞が運営する「ひとりを楽しむ」をコンセプトにしたウェブメディア『DANRO』に手代木麻生さんによるインタヴューが掲載されました。
「ひたすら音楽を楽しみたい」 ニューヨーク「ジャズ詣で」17年の筋金入りファン 手代木麻生 2018.09.18 ■
---------------------------------------------------------------------- ライブに行きまくっていた90年代、海外こそ(短期留学以外は)行ってませんが、国内にも面白い音楽はたくさんあって、メディアはアテにならんなーと思ってました。90年代はジャズが停滞していた、みたいな論調は失笑ものです。 90年代末にカナダに留学して、やはり日本でほとんど知られていない現地ミュージシャンの素晴らしいライブもたくさん見ました。メディアの責任もあるけど、そもそもメディアには限界があるという認識が必要で、情報を受け取る側のメディア・リテラシーも問われますね。 以下引用。 『その後、モダン・ジャズを中心に幅広く聴いていましたが、90年代に入ると、ジャズの新しい曲を聴く機会が少なくなりました。 「日本の雑誌がほとんど紹介しないので、海外の新しいミュージシャンは出てきていないのかと思っていたんです」 ところが、実際は違っていました。世界中から集まって来るミュージシャンによって、ニューヨークのジャズ・シーンは生き生きと脈打っていたのです。ただ、日本のメディアで紹介されていないだけで。』 -------------------------------
ラストに持ってきたこのフレーズ!さすがの編集者だ!
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「入り口としての評論とか言葉は、必要だと思うんです。でも、音楽を語るのは難しい。本当は音楽について何も言いたくないんですよ。語れと言われるから語るけど……。言葉にならないものを体験しているというか、言葉にして捉えた瞬間、“それ”になっちゃう。言葉のほうが勝ってしまうから。そうじゃないものが消されてしまって、聴こえてこない。それがもったいないんです。言葉だけを信じずに、それはひとつの捉え方に過ぎないものだということがわかったうえで、聴いて楽しむことができたらいいと思っています」
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