Niseko-Rossy Pi-Pikoe Review
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2017年08月02日(水) |
The New York Times ジャズか、即興か? タイション・ソーリーは境界線を無効化する |
今年、益子博之のダウンタウン滞在定点観測は、タイション・ソーリーに焦点をあてて日程を組んでいた、次々と重要なメディアで取り上げられている、
「7月初旬にThe Stoneで開催されたタイション・ソーリーのレジデンシー・プログラムは、The New Yorkerの「クラシック枠」にプレヴューが掲載されていた。 "タイション・ソーリーは予断を裏切る"」 ■
「音楽メディアではなく、The New York Timesの記事。タイション・ソーリーへの注目度の高さが窺える。カテゴリーを越境するキャリア概観と新譜のレヴュー。 "ジャズか、即興か? タイション・ソーリーは境界線を無効化する"」 ■
益子博之(および四谷音盤茶会)での昨年の年間ベストはタイション・ソーリーの作品(2CD)である、 ■
橋爪亮督グループのピアニスト佐藤浩一は、この作品に打たれて、同じ編成のグループを組もうと動きはじめていたという、
マーク・ラパポートさんの投稿 Guitarist Todd Neufeld can whisper as assertively as he can wail. His long-awaited debut album is a riveting listen. 晩年の菊地雅章が非常に高く評価し、自らのトリオに迎えたギターリスト、トッド・ニューフェルドが遂に初リーダー作をリリースする。メンツはトーマス・モーガン、タイショーン・ソーリー、蓮見令麻、そして何とビリー・ミンツ(タイショーンとのツイン・ドラムスもあり!)。少ない音数と魅惑の音色で自己主張するニューフェルドには、まるで墨絵の名手のような渋みを感じる。 ■
トッド・ニューフェルドが遂に初リーダー作!である、
わたしたちの耳には、彼らの音楽にはマネリ父子やポール・モチアンといった天体とも重なって見えている、これらの図式をアルバムジャケを配置して経歴や音楽用語や形容詞でもって説明するわけにはゆかない、名指すことのできない謎に打たれて、最先端の宇宙理論を求めて観測している真っ最中なのだ、まるでバンプ・オブ・チキンの歌詞なのだが、
耳はいつも独りぼっちだが、孤独ではない、つかもうとしてつかみきれない哀しみを抱えて、ぼくらは走る、
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