Niseko-Rossy Pi-Pikoe Review
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2017年02月03日(金) |
行くぜケンケン第1弾、『松籟夜話』第八夜、明後日 |
ニセコロッシのこの春、行くぜケンケン、第1弾、は、あさって5日、日曜日、の、
『松籟夜話』 第八夜
だ。
どっぷりとジャズ/インプロリスナーを気取って風を切って歩いた30代に、はるか前方の灯台だった清水俊彦〜福島恵一ラインの批評テキスト、厳密に聴く、というストイックな視線、は、フールズメイト初期と阿木譲のファナティックと、高田馬場ムトウのECM輸入盤部屋に立ち現れるアイヒャーのガイスト、と並んで、人口1万人に1人と推定された(大里俊晴)越境する音楽リスナーの手がかりであったのだ。
あさっては雨が予想されている。田中泯とデレク・ベイリーがトタン屋根に打ち付ける雨音の音響の野性に対峙したことを思い出す。わたしたちはなぜ野性を聴くのか。
阿佐ヶ谷の白線での松籟夜話では、近所の子どもたちの歓声や街の雑踏さえもが野性であることを想像した。社会学というのは、野性を見るためのものだ。
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◎音楽批評・福島恵一とサウンドアーティスト・津田貴司がナビゲートする、「聴く」ことを深めるための試み。◎会場は青山・月光茶房隣設のビブリオテカ・ムタツミンダ。歸山幸輔によるオリジナルスピーカーで様々な音源を聴きながら「音響」「環境」「即興」の可能性を探ります。
第八夜は、三回シリーズ『漂泊する耳の旅路 − 現地録音を聴く』の第一回。 「聖なる場所に集う声」と題し、沖縄久高島から琉球弧を背骨に、さらに思いがけない方位から射し込む光を得て、場所と交感する耳の在処を照らし出します。
福島恵一 音楽批評/「耳の枠はずし」 http://miminowakuhazushi.blog.fc2.com/ 津田貴司 サウンドアーティスト http://hoflisound.exblog.jp/ 歸山幸輔 オリジナルスピーカー
日時:2017年2月5日(日)18:00〜(21:00ごろ終了予定) 料金:1500円 予約:お名前・人数・当日連絡先を明記の上,下記までお申し込みください。 gekko_sabou@me.com(月光茶房)
会場:Bibliotheca Mtatsminda(ビブリオテカ・ムタツミンダ:青山・月光茶房隣設ECMライブラリー) 東京都渋谷区神宮前 3-5-2 EFビルB1F http://gekkosaboh.com/
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