Niseko-Rossy Pi-Pikoe Review
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2016年09月05日(月) |
『ニューヨーク:変容する「ジャズ」のいま 第7回 フリン・ヴァン・へメン〜音楽らしい音楽、のすべて〜』 蓮見令麻 |
Flin van Hemmen『Drums of Days』
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released February 12, 2016
Todd Neufeld - acoustic guitar Eivind Opsvik - double bass Flin van Hemmen - piano, drums
Tenor and soprano saxophones on Morsel!: Tony Malaby Poem on Aching Arches: ‘Tide’ by Eliot Cardinaux
Flin van Hemmen『Drums of Days』
Flin van Hemmen『Drums of Days』 は、タダマスで強烈に惹かれたサウンドで、年間ベストのトップ最右翼だと思った、Jazz Tokyoで蓮見令麻が取り上げているというのは相応しく美しい事件のようだ、
『ニューヨーク:変容する「ジャズ」のいま 第7回 フリン・ヴァン・へメン〜音楽らしい音楽、のすべて〜』 蓮見令麻 ■
できる限り耳をすまして、ひとつの音楽的スタイルやジャンルに囚われずに自分の聞き方で聞くということが大事なのかもしれない。音はあらゆるところに存在している。僕の一歳の息子は、洗濯機の音に合わせて踊っているよ。
僕、トッド、アイヴィンの三人ともが、ジャズという伝統を自身に沁み渡らせている奏者で、僕達はそれを音楽の中にいきわたることを「許して」いる。「許す」と言ったのは、僕自身がジャズと呼ばれるものとの折り合いをつけるのに随分と時間を要したからなんだ。今では、それ(ジャズ)が僕の音楽の中で自由に飛び回れるようになったと感じているよ。
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