Niseko-Rossy Pi-Pikoe Review
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2016年01月10日(日) |
「四谷音盤茶会記タダマス20へのお誘い」 |
タダマス20、ウルトラマン80、ついに20回目に突入する、四谷音盤茶会記、
言っておくがこれは現代ジャズリスナーの仲良し会ではない、
そもそも清水俊彦のコラムや著作で耳の未来を見ようとしていた若者だった、このオレ、70年代Jazz誌編集長の杉田誠一にスカウトされてアウトゼア誌でコラム書いたり悠雅彦主幹稲岡邦弥編集長 JazzTokyo にレビューしたりしてたが、元々はECMファンクラブが歌舞伎町から追い出されて四谷いーぐるに出入りしはじめてジャズオブパラダイス後藤雅洋いーぐる講演会に通っていたCDジャンキーなんだった、
ディスクユニオン吉祥寺店に貼ってあったプーさんのポスターをおくれろと話しかけた美人店員が耳のいいジャズファンで、後藤さんがピカイチだと太鼓判を押しているのが益子博之だとおしえてくれていた、そんで、いーぐるに集う評論家たちが立ち上げたサイト com-post で編集長を務めるのが彼だという、com-post のクロスレビューは秀逸な企画でそこでの彼はピカイチだった、
益子博之がいーぐる講演会で四半期ごとにダウンタウンシーンの新譜紹介をしている、と、知る、ジャズ批評誌編集長こてこてデラックス原田和典がホストで話すことがあるという、遅ればせながら講演会に通う、度肝を抜かれるジャズの現在と未来が聴こえてドキドキする、生きててよかった、となる、その益子博之と新宿ピットインで出会う、平井庸一クールジャズセプテットで吹く橋爪亮督の紹介で、
益子博之が四半期ごとダウンタウンシーンの新譜紹介と橋爪亮督ライブシリーズを喫茶茶会記で同時スタートをすることになる、毎年定点観測にニューヨークへ出かけ、日夜ジャズシーンに耳を光らせている、行動するジャズ評論家としてすごいことだ、おいらもまぜてくれろ、四谷音盤茶会記が始動する、
同じくいーぐるに出入りしていた柳樂光隆がJazz The New Chapter なる新しい旗を立てて、想像よりも大きい視点をもってジャズの潮流やECMの現在性を説きはじめた、ジャズ界は後藤雅洋以降はじめて刷新された実感、新しい世代が新しいジャズを作っているのだ、新たなECMファンが増えている手ごたえもある、
四谷音盤茶会記(通称タダマス命名福島恵一)は、四半期ごとに新譜40〜70枚(これすら精選された対象である)の中からセレクトされた10枚10トラックを実際に聴きあうイベントで、このクオリティは世界でもちょっとないのではないか、世界最先端の耳と共振している証左も認められ大いに自信があるラインナップだ、
ECMレーベルのサイトのようにタダマスでセレクトされたこれまでの20回200枚をきれいに並べてミュージシャン名で検索できて、そして今回5度目を迎える「現代ジャズ年間ベスト10選盤」を大々的に掲示できるサイトがあるべきではないのかと思う、そういう夢をみたりする、デザインセンスのある若者よお手伝いしておくれよ、
転職して音楽聴取時間が飛躍的に増えますます老獪の度を増した「音楽飽き」老人のこのわたしが、いまだにひえええ聴いたことのない強度あるゾゾケ演奏やーと、今回ものけぞらせていただきました四谷音盤茶会記、35年ジャズ聴いてるけれど、いまだジャズシーンは生きていると、
とまあ、ざっくりと、四谷音盤茶会記の紹介と宣伝のつもりで書いてみました、はじめて会うジャズファンに向かって話すような気持ちで、会場にはECMファンの聖地月光茶房店主原田正夫さんや音楽批評福島恵一さんが今回もお見えになると思います、音楽サイト musicircus おらの相棒も来ておくれよー、
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