Niseko-Rossy Pi-Pikoe Review
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宇多田ヒカル - First Love ■
北の湖理事長が横綱の猫だましを批判すると朝青龍がイジメるなと反応していた、ああ、朝青龍が居たらもっと楽しかったのになー。こんな番付だったかもしれないー。
横綱:白鵬、朝青龍、日馬富士 大関:鶴竜、照ノ富士、稀勢の里、魁皇 関脇:琴光喜、琴欧州 小結:豪栄道、琴奨菊
先場所二横綱不在時の鶴竜と照ノ富士の優勝争いでは“優勝に準ずる成績”を得させる鶴竜の企みあり。
昨日の稀勢の里、豪栄道は、大関陥落をお助けする稀勢の里の脱力。大関陣には見えない互助システムが働き続けている。
白鵬は休場明けでも余裕ありまくりで、はいはいはいとおもむろに大技「やぐら投げ」を決めるわ、大相撲のすべての決め手を制覇するしかモチベーションがないのかもしれない、猫だましも照れながらやっていた。昨日の日馬富士戦も、本番は千秋楽にしようやな兄弟!といった普通モードであった。
来年は照ノ富士が横綱になってモンゴル四横綱、日本三大関になる公算が高い。 横綱:白鵬、日馬富士、照ノ富士、鶴竜 大関:、稀勢の里、豪栄道、琴奨菊 日本三大関が横綱になる可能性は無い。数年のうちにモンゴル勢が大関の座も占拠するだろう。朝青龍が日本人力士が情けないとツイートするのはふつーに正論だ。
大関陣の互助システムも、モンゴル勢の席巻も、観戦の味わいである。すべての取り組みをガチでやって怪我をされては困る。怪我をしないように勝ち星をあうんの呼吸でやりとりすることがたまにあっても、大局的には大いに必死なのだし、大局的にはガチなのである。
・・・なんて書いていたら、北の湖理事長が急逝。もっと長生きして、退任後は勝昭に替わってNHK解説してほしかった、肉声が聞きたかった。
それにしても。日本でのテロの可能性が怖い。
いつだか老人が新幹線でガソリンまいて火をつけて自殺した事故があった。ひとりが巻き添えになった。ガソリンは揮発性だから、仮に30秒間着火を遅らせた場合に、客車はガスが充満することで大爆発になる。新幹線は時速200キロで脱線する。4分刻みで後続列車が突入。対抗車両も突入。新幹線は急に止まれない。長いトンネルの中で爆発するように着火された場合、3つの新幹線の全員が絶望的である。いまだ新幹線に手荷物検査がない。
ううー。十四日目。白鵬ー照ノ富士。
余裕の横綱、と、右ヒザの怪我でまだ勝ち越せていないモンゴル後輩大関。
白鵬はふわりと立ってまわしを取らせて引き付けさせる、じっと出方を待つ、間が持たないので腰を微動させて照ノ富士の上手を切ってみせたりする、が、すぐに腰を戻して照ノ富士に上手をつかませてあげちゃったりする、白鵬は動けないふりをして動かないでいる、そのまま腰が伸びたままに寄り切られる。
解説の千代の富士が、照ノ富士の引き付けに動けなくなり消耗してちから尽きたのだと、味わい深い国会答弁。
楽しくさせてくれるぜ!
二人の後輩に大関勝ち越しと二年ぶりの優勝をプレゼントしたことになる。
千秋楽で稀勢の里が日馬富士に勝つ可能性は少ない。 が、勝った場合、白鵬と日馬富士の優勝決定戦になる。そうなるとまた面白い。
一方的に勝ちまくった北の湖理事長への愛情のある批判となっているかもしれない。
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