Niseko-Rossy Pi-Pikoe Review
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2015年02月05日(木) |
レトロすぎる中華屋「伸来軒」 |
昨夜は八丁堀の交差点にある、レトロすぎる中華屋「伸来軒」、カツ煮ともやし豚肉炒めの2皿の650円定食。調味料たくさんの昭和の濃い味だ。毎日これだと身体悪くするよなあ、と思いつつ満腹。
子どもの頃、砂川の東洋高圧の労働者がチケットで通っていた共同銭湯の高い高い浴場の天井を思い出していた。伽藍のようになっていて、遥か高い頂上は四畳半くらいの正方形空間に四辺が板ガラスになっていて、2箇所くらい空いていた。どうやってあのガラス窓を空けるんだろう、どうやって掃除するんだろう、どこにも登るところはないのだし、だいたいどうやってあの部分を作ったのだろう。そう、思っていたわけだ。
4さいくらいの頃、父方の男兄弟3にんの家族が揃って定山渓温泉に泊まったのだ。離れの大広間を占拠して布団を敷いたと思う。道東から択捉島までが載っているテーブルくらいの地図があって、択捉島の大きさが怖かった。人々が飛行機に乗り込むと飛行機が怪鳥になっているマンガのひとコマがあって、怪鳥の目の表情が怖かった。怖い怖いと騒ぐと、余計におじさんがぼくに見せつけた。夜中に3にんの若い嫁さんたちが、泥棒だ!出歯亀だ!と騒いで、男たちが怒声をあげて旅館の管理人と警察を呼んでいた。外の積雪に足跡がついていた。父親に抱えられて外に出るときに玄関の黄色い丸電球を見つめた。昔からいる神様のように思えたし、これで択捉島と怪鳥のマンガから逃げられると、安心した。
今頃になって思い出したりする。
札幌の妹から電話があった。父母が亡くなって空いた二階のスペースを改造して、ダンナが介護の会社を立ち上げたと。木曜の夜は看護婦政治活動で上京して赤坂のホテルに泊まると。
羽田空港から茅場町「たかね」ざるそば大盛りを経由して目黒雅叙園、そして初台オペラシティへ。21時46分。musicircus 今年聴いた10枚企画推進会合。依頼作文の枠組みを宣言する。
川越街道を南下する深夜、ぜんぜん雪降らない。現金輸送ドライバー時代に走っていた経路、はじめてドンキに配属された新座野火止店、群馬に住んでいた頃に渋谷タワレコの帰りに寄った中古盤屋があった空き地、しばらくぶりに通ったので思い出や忘れていた感情が次々押し寄せてきてちょっとだけメランコリックになる。
冷たく濡れたアスファルトをタイヤが走る音。
ドゥダメル指揮のチャイコフスキー5番がとっても心地良かった。
ちょうど今月、クルマの免許を取って100万キロ無事故走行を達成する計算になるのだった。今日にしておこうかなー。
ざまさんが内田光子とレイブライアントにハマっていると。ニューヨークはマイナス10度。
マッサンで、としおさんとはなちゃんが結婚することになる。このところ涙腺が緩みっぱなしじゃ。
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