Niseko-Rossy Pi-Pikoe Review
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2014年08月15日(金) |
齋藤愼爾著『偏愛的名曲事典<文学と音楽の婚姻>』 |
浜松勤務できる車夫仲間求む。まじめで安全運転できれば65才まで採用。
今日、終戦から69年目の夏を迎えました。 全国戦没者追悼式。
昭夫アニキと虎ノ門、新橋、赤坂、原宿、八幡山、光が丘で大盛軒ラーメンと餃子。ごち。
来週は激務シフトだ。土曜も休日出勤。日曜はJT編集会議。
アンドレ・メーマリは、小石川図書館で借りて聴いて惹かれたピアニストだ。ファーストがジスモンチがプロデュースに関わっているというのにも驚き、そして納得し。そんなところへ編集CDRの盟友ホソダさんも、メーマリに注目していたのだった。
Maria Bethânia - Meus Quintais (cd completo) ■
マリア・ベターニャの新譜でピアノを弾いているのがアンドレ・メーマリ。
齋藤愼爾著『偏愛的名曲事典<文学と音楽の婚姻>』(三一書房)1994 じつにタガララジオの理想だと言いたいくらいの僭越思い上がりは置いといて。
三善晃『海の日記帳』が紹介されている。子どもへのこの上ない教則本、贈り物というのはそのとおりなのだけれど、おれはもっと根源的な三善の視座を感じる。ピアノを成り立たせている西洋音楽の土壌をすら、透明化させる響きのアラベスクではないのか。聴いてみたまえ、童心にかえるとか子どもの視界でという優美さではないよ、うまく言えないけれど。
齋藤愼爾さんは1963年に深夜叢書社を設立した人だが、現在75歳の彼はどんな音楽を聴き考えごとをしていることだろう。このひとにコラムを発注したいなあ。
小金井の南向きの二階の部屋から、はけの道を見下ろした見晴らしには遠くには東京競馬場、多磨霊園、東八道路交差点のすかいらーく、多摩川河岸、よみうりランド。拡がった空間に遠くでゴオオとグライダーが飛んでいた。そのグライダーの響きは、20数年後にカフェズミで座間さんがかけてくれたマイケルピサロの幸福な7月生まれのニセコアンヌプリと符牒させて、創刊されたユリシーズの待望福島恵一ディスクレビューの初回一枚目もマイケルピサロだったものだから、ぼくはそういうふうに導かれるのであった。そういえば10数年前に清水俊彦福島恵一にあこがれるけどそういうふうに書けないと言ったら、たださんのままでいいんじゃない?と女神のような一言で、きよちゃんへの愛に満ちたロヴァの耳は生まれたのだね。男の子は女の子に導かれるように実はできている。たおちゃんの一言で今の仕事にありついたのだし。ドンキの府中店に見習いクレーム対応時給800円の早朝にのりまきおにぎり作ってくれたなあちゃんの薄い塩味の想い出。
グライダーの音だなんて、ちゃう、ありはヘリコプターの音だよ。
なあんだ。
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