Niseko-Rossy Pi-Pikoe Review
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2014年05月24日(土) |
tactile sounds 15 ロウソクもらい 渋谷毅 「さくら交通」 |
編集CDR 『May 2014』 01 花曲 kakyoku / 安田芙充央 2001 02 昼の月 / 新居昭乃 2012 03 You & The Night & The Music / Fred Hersch Trio 2014 04 花のささやき / 薬師丸ひろ子 05 Teacher Don't Teach Me Nonsense (34:05) / Fela Kuti & Egypt 80 Live In Detroit 1986
6さいから13さいまで住んだ函館市亀田港町390−39。
七夕になると近所のガキとつるんで、一軒一軒まわって、囃しまわるのである。 ロウソクもらい ■ 「竹に短冊、七夕まつり、多いはイヤよ、ロウソク一本、ちょうだいなー!」 おれらはこのフレーズでしたな。
「おおいに祝お」とか、ねぶたの風習に由来する「オオイヤイヤヨ」とか、ヴァージョンあるらしい。■
ここには動画もあるではないか。なつかしー。 ■
40年前は、小さなロウソクしかもらえんかったし、七夕飾りの有無に関係なく地域シラミつぶし訪問して、迷惑がるオッサンの家などは「ここはだめやよ!」と下級生グループに声かけしてた。ロウソクの本数を競っていたので、たまにお菓子をくれるオバサンが出てくると、なんでロウソクないの!と抗議した。たまにでかいロウソクだと、カウント競争の規格外だからとそれも不服を申し立てた。うるせーガキどもだ。
という話を、喫茶茶会記店主は函館出身だったので、してみたら、一緒に歌えた、ははは。
お土産の編集CDR『May 2014』と平田王子×渋谷毅『緑の森』にしようかと思ったんだけどー、アムステルダムメモリースペースを持ってきましたよ、福島恵一さんのブログをチェックしてね、益子さんはもう注文しちゃったって、はい。
今夜は益子博之さんが主催するタクタイルサウンズ15、 橋爪亮督、落合康介、外山明のトリオ・ライブでした。 橋爪さんと外山さんがガチで演るのは初めてとか。
なんとそんな話をしているそばに、神ピアノの渋谷毅がビールをのんでいらっしゃるではないか。外山さんと岩見うどんがなんちゃらと話している。渋谷〜市野〜外山トリオはジャズ史からも浮遊している神トリオなのだ。
渋谷さんに平田王子盤の感想を述べたら喜んでくださり、「初めて来たけどここの雰囲気気に入った、ここでライブできるかな」と仰ってました。喫茶茶会記の女性が「聴きたい、聴きたい」と話していたら、渋谷さん「そうそうちょうど今一枚だけ持ってる、あげる、マイクのセッティングは可能?またお店に電話するね」と。深夜0時からアケタでソロだと、お帰りに。
渋谷毅はこれからライブがあるからちょっとだけ、のはずが、ラストまでいらっしゃった、橋爪のサックス、名曲「五月の空にはこんなうた」(『Wordless』収録)を渋谷毅は確実に捕獲したはずだ。
ライブのほうは、前半の2・3曲目だったかな、ほとんど3者がフリーロッククライミングでギリギリの手掴みに震えるような対峙が聴かれたのが、そこがハイライトだったのかもしれない。というのは、わかってらっしゃる外山・橋爪の丹沢山系縦走するような交流ラインは後半すぐにセットアップしてしまえているのだし、ベース落合もいい位置でついてゆけてたのだ。
現代ジャズ界のダルビッシュ有とコーネリアス小山田圭吾とスターウォーズヨーダのようだ。
なにを書いている。
ベース落合の曲目がふるっている。「さくら交通」「東京無線」だと。どんな曲か忘れるくらいいい。それはよくないことか。たはは。タクシー会社名を曲目にするセンス。
これがきっかけとなtって、平田王子渋谷毅@喫茶茶会記が実現するといいなあ。 渋谷の王子さま全盛期の小沢健二がいきなり渋谷毅、川端民夫とトリオを組んだのは、直感的に渋谷毅を見つけてしまった、ひょうと魔法がかかったような展開だったとどこかで読んだけれど。
音楽をスタイルとかジャンルでお風呂につかるように楽しむのも幸福なことなんだけど、なにかお風呂の湯舟のはじっこからポカンと宇宙がひろがっていて、そこからはしごを降ろしてぽんぽん深く掘っていってしまうこともあるんだよ、って。
これ、若きボブ・ディランね。
タクシー視界を訓練すべくナビ画面をこういうスケールにした。
なんで四国。FBでひろったから。
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