Niseko-Rossy Pi-Pikoe Review
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2014年05月11日(日) |
「それよりも福島さんが以前赤坂のクラブでDJしたときの選曲ってのが知りたいんだよなあ」 |
ううう、スマホを新しいのにしたいー。
4月23日に日記した夢の中で。 「それよりも福島さんが以前赤坂のクラブでDJしたときの選曲ってのが知りたいんだよなあ」 ■ と、書いていた。
福島恵一ブログ耳の枠はずし 「DJ選曲対決?」 ■
後藤さんのコラムで読んでからずっと選曲を教えてもらいたいと思っていて、ほかのひとと会っているときには話題にしているくせに、ご本人に会う機会がたくさんあっててもきいていないという、大胆さとシャイさにいびつなわたしの夢に出てきたことに、驚きの記事化をしていただいていた。
うわあ、どれも聴いていない盤だし。聴いてみると、そのアーティストの一般的なイメージでは捉えきれない重要な側面も照らしているサウンドである。単にこんなことも演ってます的なネタではないところにセレクトの強度がうかがえる。
DJ対決していたのは佐々木敦だったのかあ。そうだ、『シチュエーションズ 「以後」をめぐって』を読んでみたいな。おお、近刊で『4分33秒論 --「音楽」とは何か』なんてのが予告されている。おれはたぶん読解できないだろうけれど、福島さんや『ジョン・ケージの音楽』を翻訳した堀内さんならその価値を解説してくれることだろう。
90年代に越境的音楽を聴くリスナー、まあ、わたくしご同類の指針であったトップはジャズ批評の福島恵一ページで、あと、ジャズライフの清水俊彦と、マガジンのマーク・ラパポートだった。
テン年代は福島恵一と益子博之だろう。
おれは何か聴きたいかって、ぞぞけが立つ音源だ。耳の鳥肌がたつ、あのなんとも言えない感動的な。「感動的」にも尺度や体系によって階層があるとも認識できるし、免疫体系や心理的機制もある。福島さんがフィーレコを視野にしていたり、益子さんがタクタイルをキーワードにしていたり、とにかくそこらへんが発火点なのだ。・・・だから音楽雑誌は買わなくなった。
それはともかく、DJ選曲対決のアーカイブが顕現したこと、聴けることはうれしい。
「あらゆることは記録されなければならない。さもなくば総てが失われる。」(ユダヤの古い諺)
今日は、JCOMで録画した『おおかみこどもの雨と雪』(2012)と『サマーウォーズ』(2010)を観る。どちらも劇場で観て以来。風呂上りのステテコ姿で。
母子家庭を思ったり、親戚を思ったり。
下の写真は原田さんFBから。おらもこういうのを撮りたい。
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