Niseko-Rossy Pi-Pikoe Review
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2014年01月25日(土) タダマスの「MJ-12(マジェスティック・トゥウェルヴ、Majestic 12)」




スカイツリーから見下ろす錦糸町すみだトリフォニー方面。

居眠りしたら、わたしの子どもを含む10にんくらいの小学校低学年ぐらいの女の子たちがわいわい騒いでいて、さすが女の子はかしましいわいなどと椅子に座って眺めていたら、女の子たちは子猫たちになり、鳴き声を上げ始める。にゃあにゃあの声が、アンドリューシスターズの「クリスマスアイランド」になって、わんわんハウリング輪唱になってしまう。こ、これぞ真のアヴァンギャルドやー、とドキドキして目が覚めた。

どこがアヴァンギャルドなのだ。でもその時はそう感じたんだもん。


まーそのー、田中角栄か!、
ワレワレはウチュウキボでゲンダイのオンガクをタンサする、
ドウジダイのオンガクを、
シンのプログレッシヴなオンガクを、ホントのエディションオブコンテンポラリーミュージックを、

ワレワレは、その場限りの花火のような新しさよりも、100万年後の未来に痕跡が残るであろうところの現在の音楽の発火点を探る宇宙生命体なのである。

ワレワレはすぐに退屈して飽きっぽいのである、ジャズなんてポイだ、デスメタルなんてポイだ、ケージだって、クレンペラーだって、ドネダ、マネり、カペーセ、テイボーン、坂本真綾、ももクロ、鶴岡雅義・・・みんなポイポイポイだ。

ワレワレは耳の快楽にのみ従って探査している。理由や理論や思考は後付けだ、耳の穴から毛が生えていて伸びるのが人類よりも早いのはそのせいだ。

(ここで、「タダさんだけのことでしょ!」とツッコミが入る)

・・・しかし、タダマス12は、
MJ-12(マジェスティック・トゥウェルヴ、Majestic 12)=宇宙人に関する調査や、宇宙人との接触や交渉を、過去60年に渡って秘密裏に行ってきたとされるアメリカ合衆国政府内の委員会の名称
とは、ううむ、カッコよすぎる。

いつも福島恵一さんにタイトル付けてブログでご紹介いただいている。

タダマスのマジェスティック12 

『彼らの耳の確かさは、日本のジャズ・ジャーナリズムの水準を遥かに見下ろす高度で楽々と跳び越えて、地球の裏側アルゼンチンの批評家/ミュージシャンによる選盤と見事に共振を果たしていることで知れよう。ぜひ次のリンクを当たってみていただきたい。
 http://elintruso.com/2014/01/15/encuesta-2013-periodistas-internacionales/
 http://elintruso.com/2014/01/15/encuesta-2013-musicos-internacionales/

 私はこれらのセレクションを「ふむふむ‥なるほど‥」といちいち頷きながら読み進めることができたのだが、それらの見聞体験を与えてくれたのが、すべて「四谷音盤茶会」だったことに改めて驚かずにはいられない。後追いで「文物」として輸入可能な情報を披瀝するのではなく、リアルタイムで己の嗅覚/味覚だけを頼りにつかみとられたブツだけがゴロンと放り出され、生々しさが匂いたち、新鮮さが汁となって溢れ出る。ここで「茶会」とはそうした野蛮にして高貴な饗宴にほかならない。』

“ブツだけがゴロンと放り出され、生々しさが匂いたち、新鮮さが汁となって溢れ出る”

益子さんセレクトはこの3年12回で120枚ほどになっているはずで、これをそのままテキストを添えて書籍化すると現代のジャズシーンは俯瞰できると思う。


福島さんは回数の数字にあわせてタイトルをつけて下さっている。

批評ユニット「タダマス」デビュー 

「タダマス」の二丁拳銃 

タダマス三度目の正直 

タダマスの四大元素 

「タダマス」の五輪の書 

「タダマス」の第六感 

「タダマス」の第七の封印 

「タダマス」の八点鐘 

「タダマス」の九尾の狐 

「タダマス」の『デカメロン』(十日物語) 

タダマスの「11人いる!」


Niseko-Rossy Pi-Pikoe |編集CDR寒山拾得交換会musicircus

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