Niseko-Rossy Pi-Pikoe Review
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2013年12月03日(火) |
ヤコブ・ブロの『ディセンバー・ソング』 |
録画してある『南極料理人』を再生しはじめてみては、寝る。
これを繰り返すと、48時間中40時間寝ているという。
ミトコンドリアが進化を決めるとか、炭水化物が人類を滅ぼすとか、そんな感じ。
さて、音楽ネタに復帰してゆこう。気がつけば12月になっていて、ヤコブ・ブロの『ディセンバー・ソング』に漂うところから。
90年代ジャズや00年代ジャズの落とし前がついていないじゃないか、という若い世代の評論家が苦言を呈していた。
80年代も遠くになりにけり。軽音楽サークルに顔を出すと、スティーヴ・ガッドの上手さに驚愕するのが旬であった中で、ポール・モチアンの名を出すと、チャーリー・ヘイデンと並べられて「下手くそなんだ」と上級生に言われていたもので。
ヤコブ・ブロの『ディセンバー・ソング』には、亡き法王モチアンのガイストに溢れている。
リー・コニッツ、ビル・フリーゼル、クレイグ・テイボーン、トーマス・モーガン、これ以上を望めない豪華な世代を超えた才能が集って奏でている。こんなにソフトでいいのかと思うくらいに、深く、そして寛いで現在の時間を謳歌している。
90年代、リアルタイムにモチアンを掲げ、ドキュメントしていたのは五野洋とステファン・ウインター。
ヤコブ・ブロの『ディセンバー・ソング』は
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