Niseko-Rossy Pi-Pikoe Review
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2013年09月30日(月) |
チョン・ミョンフン指揮フランス国立放送フィルハーモニー管弦楽団@サントリー |
08年のゴルトベルクを聴いて「グールドスタンダードを40ねんぶりに更新するシェプキンの歴史的ゴルトベルク」と評していたセルゲイ・シェプキンのゴルトベルク公演があるのを知った。■ 12月16日(月)トリフォニーで5000円かー。
Jazz Tokyoの「おやじカンタービレ6」がウェブ更新時に紛失されたようで、読めないのが残念。musicircusに更新情報■が残る。懐かしいのと、哀しいのと。
シェプキンの08年録音ゴルトベルクがキングからリリースされて、レコ芸特選という高評を得ていたが、どうもシェプキンのあの厳しさが録音されておらず、何度か聴いてみたけれど多分売り払ってしまっている。
シェプキンは聴衆から熱狂的に支持されているが、CDでは真価を問えていない。そういうライブ・ミュージシャンはジャンルを問わずたくさん居るんだろう。
08年当時、クラシックのピアニストでシェプキンとケマル・ゲキチが凄いと騒いでいたが、サリマン先生が「わかるけれど、飽きるのよねー」と断じておられた。そうかなあと思っていたが、今年聴いたゲキチの劣化はもう聴く必要は無いと見切る結果。シェプキンにも、その場所に安住しているならば、きっとそれはすぐにわかるし飽きてしまうことだろう。
キラメキは一瞬で、二度と出会えない予感が哀しいから、輝くのかもしれない。
さて。チョン・ミョンフン指揮フランス国立放送フィルハーモニー管弦楽団@サントリー・ホールへ。
「モノが違っていたフランスのオケ、ミョンフンの指揮。」
演奏前のオーケストラの音合わせからして、空から管弦楽が降ってくるようであった。
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