Niseko-Rossy Pi-Pikoe Review
DiaryINDEXpastwill


2013年09月19日(木) チョン・ミョンフン指揮NHK交響楽団モーツァルト




雪の野沢自由劇場。写真は細田さん提供。


うおおおお、でかい満月!

ステテコ姿でファミマにアイスコーヒーを買いに車で駐車場で大相撲9月場所観戦午後5時50分。

こないだの2日目は良かったなー。

歌舞伎役者のように精悍なホープ、勢(いきおい)が横綱白鵬をひやっとさせる善戦、負けても絵になる。色黒ぶさいく平幕の松鳳山(しょうほうざん)が10度目の挑戦で横綱日馬富士に勝っての嗚咽も漏らしながらの手刀にじーんときた、「三役にならないと結婚しないわよ」とか激励してた松鳳山の新妻は「勝てるよ」とその日は言っていたとのこと、かわいいなあ。

しかしなー、ニコニコ動画、番組を解約しても引き落としは続くし、気付いて退会しても、メールは平然と来るのでメールの配信を止めて、また退会手続きして、さ来月には毎月840円の引き落としは無くなっているのでしょうか・・・

ニコニコ動画、申し込みの簡便さに反して、支払わなくなるまでの途方の無さ。おれには詐欺集団に思える。たいして視聴しなかった菊地成孔のチャンネルにおれはいくら支払ってんだ?

6月のサントリーホールのチョン・ミョンフン指揮チョ・ソンジン(ピアノ)NHK交響楽団のモーツァルトを録画しておいたのだ、偶然。少女時代とももいろクローバーZとは言わないまでも、パナソニックとサムソンくらいの文化の差は、観終わってしばらく熟成させてから思い至ること。ピアノ、チョ・ソンジン、天性の音楽性を備えた稀有の才能、94年生まれ、とある。チョン・ミョンフンの指揮、これはこれで至高のものだ。NHK交響楽団を彩るのに、思いのままにはならないところもあるし、パナソニックとサムソンの共同開発を想定するところに落ち着く。それにしてもサントリーホールの観客のショボさ、騒音は立てるし、演奏中に咳はするし、曲間の咳だってプログラムを台無しにするくらいのその態度、なさけない、公演をだめにしているのはアンタらだ。どうせ65過ぎの年金老人だらけだろう、その咳を何とかしろ、入場料払えば聴く資格があると思うな。そんな完全アウェーな雰囲気だから、チョ・ソンジンのコクの無い透明なピアノも台無しに聴こえる。ヨーロッパのオケあってこそのミョンフンであったりソンジンであったりすることを予測する。これは今年ECMデビュー果たしたYeahwon Shinの透明な資質による展望とも共通する。ECMというヨーロッパは韓国のYeahwon Shinを触媒に新生している(ジスモンチやマーク・ターナーとも共演していたとはねー)、ちょっと日本人であることを抱えるワタクシには届かない風景がある。浮かび上がるのは、日本の演奏家という感性の植生の特質と言えるものだろう。良いところも悪いところも、それは牢固に不自由という自由なのだが。韓国の欧米浸透親和性は、その透明さ、コクの無さ、質量の不在といった記述に帰するところだろう。少女時代のカッコ付きのかわいらしさと同等とも。ミョンフンの指揮、好きだよー、

ヨーロッパ、韓国、日本という概念で思考を仕切るのは低俗なのだけれど、それを超えるサムシングは感じることができないのだった。認めるけれど、素通りかなあ。録画、消すね。

月末にサントリーで聴く予定のチョン・ミョンフン指揮はフランス国立フィルなので、ほぼ素晴らしいのが確定的なのである。もう、耳に響いているもんね。


Niseko-Rossy Pi-Pikoe |編集CDR寒山拾得交換会musicircus

My追加