Niseko-Rossy Pi-Pikoe Review
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2013年09月08日(日) |
文化横断的変異「民俗音楽探求」シリーズ(TMFMR= Transcultural Mutated "Folk Music" Research ) |
ニセコロッシ、2013、秋、始動!涼しくなったので。
まずは聴きなはれ。 01 Soliman Gamil - Dance of Ka [Touch] ■
福島恵一ブログ「耳の枠はずし」で連載開始された文化横断的変異「民俗音楽探求」シリーズ(TMFMR= Transcultural Mutated "Folk Music" Research ) の最新記事■のトラックだ。なんなんだ、これは。TOUCHレーベルはコンテンポラリーな音響系の作品をリリースしているレーベルではなかったか・・・。 ECMフィルターにかかったフォークを鑑賞する構えに慣れたわたしの耳には、いきなりジャングルで飛び回る極彩色の蝶の、腹の躍動に触れる思いだ。・・・揺さぶられる。
なぜに次にジルオーブリーのカイロ盤が位置するのだろう? わたしの名前が出てきて池袋の高層ビルでのジルオーブリー体験に言及されている。 こ、この格調高きTMFMR連載に、一枚も聴いたことのないおれが登場するなぞ不適切な。 ・・・なんと、わたしは我知れず福島恵一の虚を突いていた!とは・・・
「そのような崩壊がもたらす亀裂を凝視し続けたのが本作にほかならない。」 カイロ盤は耳のフォーカス能力を発動させ続ける。とっかかりに手が届かずにずっとバタバタして無重力空間に投げ出されているばかりだ。ヘッドホンを外すと日常の音が襲撃してくる。CDを聴いてこういう体験をすることは今まで無かった。そして、これまで聴いていたふつーのポップスが異なる様相で立ち現われてくる。
『レコード・コレクターズ増刊 日本ロック&ポップス名盤1966−1978』を本屋で買いたいなあと立ち読みしてきた。 耳の巨人湯浅学が選んだ893枚、壮観だ。
福島恵一も湯浅学も、耳の巨人だ。
今年の夏の暑さとクーラー負け、中古買い替えグランディスにクーラーがついていてキンキンに冷やして乗っていたせいで体調が崩れたのだった、
東京の夏はクーラーが無ければ熱中症で生命に危険だというのは、電力会社のプロパガンダだ。
クーラーの壊れたグランディスが最悪なのが、夏の雨だ。窓を閉めれば全面くもりガラスになる不快指数120%。
クーラーの壊れたグランディスに乗って、汗だくになって真夏の炎天下、あちこちの図書館に行っていたではないか。途中でコンビニに寄ってガリガリ君を買っても、運転しながらだと炎天下で溶ける速度に食べるのが追いつかないので、コンビニ前で停めて食べたではないか。
夏に負ける52さいになった。ニセコの川下りをする道すがら、羊蹄山のふもと、真狩村(まっかりむら)を見渡せば、細川たかしの歌声が夏の空に響いた。
たばこを買わずにしめじ2パックとバターを買って塩コショウで炒めて卵4つを半熟くらいにころがす
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