Niseko-Rossy Pi-Pikoe Review
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2013年07月02日(火) ビージーズの「メロディ・フェア」




フレディのごきげん写真。

速度について。

ビージーズの「メロディ・フェア」は異様なヒットソングである。

イントロからして演奏のタイミングがズレてるような、そのズレに速度を見る。
ヴォーカルが入ると合っているんだか合っていないんだか、感覚がかく乱されて宙に浮いた感覚に置かれる。

イントロは右側アコギのアルペジオ、左手からベースの弓弾き、そして奏者の呼吸らしき擦過音、オケがかぶさって、の、おのおののテンポは合っているのに呼吸が孤立しているのだ。

これはもうレイヤー構造をなしていると見てよい。

ハンドクラッピングにはっとさせられる。
のは、耳が、レイヤー構造によって形成された空間を聴くからなのだ。

Bee Gees - Melody fair


これがたとえばウェイン・ショーターの『Without A Net』名門ブルーノート2013年作を、もういちどがんばって聴いてみても、感覚は微動だにしないのだ。ショーターの老境と回春のソロも、アスリート老人以上のものがない。

たださん、耳にタバコはさんで店内巡回すんのやめてくんないー、もう、度肝ぬいたわー、よくめがねの上にタバコはさめるよねー、一服しよーよ、こないだ大阪まで車で行ったけど、長いねえ、わはは、そうそう、静岡が長いの!そうだそうだ、うちの田舎岩手で遠いよお、でしょー!、郡山までは楽しいの、仙台がまだか、まだか、でね、北海道はフェリー乗らないと行けないの?高速つながってないの?つながってないんだー、ああ、函館で宿とるのがいいのね、ふうううん、よくそのトシでくるまで奈良行ったり北海道行ったりすんね。


Niseko-Rossy Pi-Pikoe |編集CDR寒山拾得交換会musicircus

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