Niseko-Rossy Pi-Pikoe Review
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2013年02月15日(金) |
いっきさんタダマス8レビュー・芝祐靖の音楽 古典雅楽様式による雅楽組曲 呼韓邪單于 |
こないだのタダマス8に参加いただいた「いっき」さんからレビューいただきました! 甲府までの乗車券をふいにしてしまっても最後まで聴いていただき、お話もさせていただきました、新宿三丁目までご一緒でした。
「益子博之=多田雅範 音盤茶話会」 前編 ■ 「益子博之=多田雅範 音盤茶話会」 後編 ■
こうしてブログで触れていただけるのは有難いことであります。それにしてもいっきさんのジャズ耳の脚力というのでしょうか、ジャズへの情熱と愛情、見習いたいものです。
本日の画像は『芝祐靖の音楽 古典雅楽様式による雅楽組曲 呼韓邪單于』■と、マイケル・ピサロ=杉本拓デュオ Erstwhile061 です。
芝祐靖のこのCDはmusicircusの堀内さんの昨年のセレクトであり、制作を担当したもの。 ■
これは一本の木である。まさに、五線譜作曲家が書いたのではなく、この音楽の息吹き、呼吸、文法、言語、響きの語法と一体になった感性がそのままそこに存在している。
小学校から五線譜に寄り添って教育された耳で、オリエンタリズムに聴きそうになってしまう、耳のフレームの甲羅が溶かされる思いがする。
シュルレアリスムという概念があるとして、欧米の映画や絵画のようなヴィジョンを、わたしは持てるだろうか。
けしてそのような幻想をわたしは持てない。わたしの風土が言語を持たなければ、わたしに誠実ではない。夢見るフレームまで欧米仕様を与えられてはしないかと自問するに。
その前にだだだっと聴いてたジャレットやマイルスやレディオヘッドやビョークやジョージハリスンやバーズや、これらは同じ畑の作物ではないのかね。
日本は大陸から雅楽のもとを持ち込んで、失わずに継承して育て続けてきた。
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