Niseko-Rossy Pi-Pikoe Review
DiaryINDEX|past|will
2013年01月30日(水) |
タダマス8を振り返っておこう |
お風呂屋さんの入り口のかさ入れ。墨田区荒井湯。
風呂に入りながら The Beatles Rooftop Concert 1969 をアイフォンで聴くのさ。 ■ おれ、ここに居たよー、おれ、これ演奏してたよー、これ、おれだよー、おれはポールだよー。
「タダマス選定」ミュージシャンオブジイヤー2012の5にん。は、橋本学、Mary Halvorson、Brandon Seabrook、Thomas Morgan、Ches Smithです。Rising Starとして Rafiq Bhatia です。ごおおお。世界は聞いているかー。
タダマス8を振り返っておこう、アフターアワーズでの Rafiq Bhatia ラフィクバーティア絶賛の嵐でしたが、デュクレにのけぞっていたひともいたのでした。選曲としては最後にビシッと2曲クライマックスを持ってきたのですね。
当日の選曲と、年間ベスト10はコチラで> ■
1. Dave Douglas Quintet 聴き易いじゃん、どしたの?80年代アタマのECMを連想するサウンド、スティーブキューン、シーラジョーダンあたり。この雰囲気のサウンドはECMが嚆矢?ジャズボーカル史じゃない。 2. Sunny Kim え?韓国語で歌ってた?気付かなかったー。おれは英語もコトバとして聴いてないんだな。 3. Jacob Anderskov with Agnostic Revelation この4にんにしかバランスの取れない独自の緊張感がある。動かし難い4にん。ポールモチアン以降のアンサンブル表現。 4. Ochikochi ベースの弓弾きから惹かれる。橋本学のタイコと二層のサウンドになってる。橋爪亮督グループの複数の層になった演奏の豊かさ、との対比を想うばかり。 5. Han Bennink Trio 1本の反応系の推進だけの演奏。いい演奏だけどね。 6. Jeremy Udden 忘れた。 7. David Virelles これだとTPPトリオにアンドリューシリルを入れる意味はわかるかなあ。ヴィレージェスはクリスポッターECM新譜でカラーリングに終始しているけど大いに意味ある登用だった。 8. Giovanni di Domenico/Arve Henriksen/Tatsuhisa Yamamoto 山本達久って誰?ジムオルークが一番というドラマー。美味しい音色と反応系サウンドが素晴らしいけど、アトラクションっぽい。計画し尽くされたデートみたいで恋に落ちない。ウルトラマン最終回ゼットン音響みたいな不意打ちがない。 9. Rafiq Bhatia すげー。これはすごい。パラノイア。ぜんぜん違うけどスレッギルと同じもんを感じる。 10. Marc Ducret この2ヶ月のヘヴィロテ盤。よもやのギターソロの可能性。ノンイディアオマティックではなくパンイディオマテッィクとも言うべき演奏。よほど引き出しと即興力がなければこうならない。韓国国宝のカヤグム演奏をつなげてかける。
あれれ?こんなしょーもないコメントしかしてないかー。なんか楽しかったんだけどなー。国鉄のアナウンス録音流したし、シドニーベシェの「小さな花」だと判明したしー。
曲をかけながら話すと、ラジオのパーソナリティになったような気分になって、せっかく益子さんが3ヶ月50枚新譜から精選された10曲であるという前提をすっかり忘れてしまって、ラジオからかかるジャズトラックに対して放言しているような構えになってしまった。漫才のボケとツッコミみたく楽しかったのだけど、終わってから「益子さんー、ごめんねー」と謝りました。
コメント入れるときに、わたしの耳に去来した参考音源をすぐにかけられるようにしたいかなあ。
そのECM盤とかゼットンの音声とか・・・
それじゃあ、わやになるかー
|