Niseko-Rossy Pi-Pikoe Review
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2013年01月16日(水) 『闘病記専門書店主が、がんになって考えたこと』星野史雄著・産経新聞出版




23から36までの予備校事務員時代の上司が本を出した。

『闘病記専門書店主が、がんになって考えたこと』星野史雄著・産経新聞出版

ぼくが辞めてから間もなく星野先生も辞めて、所有する浦和のビルでパラメエィカという闘病記専門の古本屋を開いたことはメールのやりとりで知っていた。Face Bookで「間に合いましたね」とご挨拶いただいて、星野先生自身もガンに罹り、大学で教えたり、ラジオやテレビに出演していることも知った。

一緒に仕事をしながら雑談が面白くて語り口が含蓄のあるというかクールでおちゃめでいつまでも聞いていたいタイプの、進学講演会ではいつも会場から暖かい笑い声があがっていたっけ、さすが予備校講師は格が違うなあといつも思っていた。

同僚のだれにでも編集カセットを徹夜して作るわたしは、「星野フラメンコ」というタイトルの西郷輝彦のヒット曲を主題とした(大げさな!)編集カセットを渡して喜んでいたのだった。

この本でもちょっとした脱線に思わず笑ってしまうところがあるけれど、実際の雑談はもっと脱線して脱線してテーマがどこまでも行くようだったから、ホラーやらアイドルから中国の歴史から日中国交前の中国の様子とか連想される小説のいろいろやオススメ本まで、脱線しまくる次の著作を期待したいなー!

おめでとうございます!


Niseko-Rossy Pi-Pikoe |編集CDR寒山拾得交換会musicircus

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