Niseko-Rossy Pi-Pikoe Review
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2012年10月11日(木) |
タダマス7(益子博之多田雅範四谷音盤茶会)10月21日(日)へのお誘い |
やっぱりジャズは生きていた。あれれ、東スポみたいだ。
6月のブルーノート東京、ステージ前で菊地雅章TPTトリオの演奏を凝視していた数十人の若者たちにジャズの未来があると、心底思ったんだー。20代30代で、よくここにおられました。80年代とか、まだキケンなジャズを告知してくれる火薬の匂いをさせた雑誌とかラジオとかジャズ喫茶がたくさんあったもんねー。
益子博之さんから選曲のほぼ確定の報せが届いた。半数はおれも聴いている。
共演者がこうだと2管フリージャズにしか聴こえなくて、ああだと触覚的サウンドスケープですねー、という益子さん。おおお。
------------------------------------------------------------------------------- masuko/tada yotsuya tea party vol. 07: information 益子博之=多田雅範 四谷音盤茶会 vol. 07
2012年10月21日(日) open 18:00/start 18:30/end 21:00(予定) ホスト:益子博之・多田雅範 ゲスト:座小田諒一(ベース奏者/作曲家) 参加費:\1,200 (1ドリンク付き)
今回は、2012年第3 四半期(7〜9月)に入手したニューヨーク ダウンタウン〜ブルックリンのジャズを中心とした新譜CDのご紹介です。まだ、選盤が完了していないのですが、これまでの6回に較べると比較的ストレイト・アヘッドなものが多くなりそうです。とはいえ、微分音を積極的に採り入れたものなど、現在進行中の「兆候」の一端をご紹介できれば、と考えています。
ゲストは、ベース奏者/作曲家の座小田諒一さんをお迎えすることになりました。2005〜2011年の6年間に亘って、ニューヨークの現場を体験されてきた方です。実際のニューヨークのシーンと、我々の「見立て」はどこまで合致しているのか、いないのか、その辺りをお聞きできればと考えています。お楽しみに。(益子博之)
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■ 喫茶茶会記の告知ページ。これまでの選曲リストがシンプルに閲覧できます。
このアーカイブ自体がだんだん重みを増してきているような気がしますねー。こないだも月光茶房@表参道で、益子セレクト・ディスクを聴きながら、店主の原田さんと「どっからこんな面白い演奏探してくるんですか」「ごおおお、神の手じゃー」と騒いでその場で店主のPCから注文してました。来店されていたお客さんともすぐに会話になりました。月光茶房は、来日したミュージシャンや関係者がよく立ち寄るカフェで、わたしなんか時間とゼニがあれば毎日入りびたって月光茶房のBGM選曲ドキュメントをアーカイブしたいくらいです。音楽評論家の福島恵一さんとも、ここでお会いします。みんなで話していると、耳のレアルマドリッド状態になり、わたしはとんでもない感想ボールを蹴ってわどんなネタも拾ってもらえるというかんじでしょうか。
またまた興味深い音源が聴けそうです。日曜の夜、都会の隠れ家のような喫茶茶会記で、世界レベルの現代ジャズに耳をすますイベントです。みなさま、ぜひおこしください。
24万キロ走ったグランディス。三菱自動車、これの新品と取り替えてくれー。
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