Niseko-Rossy Pi-Pikoe Review
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2012年07月07日(土) |
TPTトリオの演奏はビックバンのようなものだ |
茶話会を「ちゃわかい」とさっきまで読んでいたわたしです、「さわかい」。
菊地雅章TPTトリオの公演は、確実に届くべき聴衆に届いているのだなー。ほんと特別な瞬間、出来事であったと思う。起こっている音楽は、じつは難解ではない。そのような集中の仕方を、あまりみんなしないでいるだけで、つい手垢のついた技法に逃げたり、冒険の度合いを計算してしまったり、してしまうのだ。
TPTトリオの演奏を聴いてしまったら、他の音楽の大半が脱落してしまうようなところがある。こんなに時間を濃密にさせられるやり方が存在するんだ、と驚いて。
そしてその世界は、誰にでもオープンなもの。
怖がらないて、その呼吸法をすればいいだけ。ううん、自転車を限りなく集中させてゆっくりとこぐ、止まるスピードで、高速でゼロに近づく速度で。
TPTトリオの演奏はビックバンのようなものだ。それは断言できるんだが、そのありようを伝達する言葉がほんとうに見つからないでいて
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