Niseko-Rossy Pi-Pikoe Review
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2011年07月07日(木) |
凶悪な兄貴たちが帰ってきた。 |
凶悪な兄貴たちが帰ってきた。
震災以来、欠品となっていたロングピースと500ml缶コーラが復活したのだ。
使用している携帯PCの動きが加速度的に悪くなってしまい、メールもタガララジオ原稿書きも、とにかく変換・確定がたどたどしいし、もとよりYou Tubeを快適に聴けないものであるし、同僚が持っているスマートフォンをみて、PCもケータイも解約してスマホだけにしようと思うのだ。
そうするとタガララジオとか書いてはいられないだろう。テキストファイルを作成する入力する指の動きを新しく習熟しなければならないし。だいたい入力するテキストファイルの画面表示が変わるだけで文体が変わるおれなのだし。スマホの中で編集CDR状態、しかもYou Tube音源ばりばり入り、なんて想像するだけでわくわくしてくる。CDをさらに買わなくなるかもしれない。Face Bookともだちと日々を過ごすことも加速するかもしれない。
そんな中、福島恵一さんがブログで「わたしにとってのディスクレビュー」■を読んだ。と、同時に月光茶房店主原田正夫さんのブログでは「トラッド、ジャズ、地中海」■という、めくるめく関心のとっかかりに満ちたディスクレビューに目を奪われる。
岡島豊樹編集長時代の「ジャズ批評」誌を福島恵一・北里義之・横井一江、大里俊晴各氏のテキストを目当てに音楽ファンをやっていた。あとミュージックマガジン誌のマーク・ラパポートさんのコラム「じゃずじゃ」。この5にんの発するひかりをたよりに、航海を続ける音楽ファンだった。ひかりのあたらない音盤へ漂流し遭難しかけることも、灯台があるがゆえの勇敢な愉しみにもなり得た。音楽友だちができるきっかけにも、アーティスト名よりもなった。このヴィジョンを共有する音楽ファンはぼくとちょっと下の世代にはとても多い。
まったくもってその雑誌の社長というのは犯罪的なもんではないだろうか!編集者の風上にも川下にも置けない狼藉である。
ダウンタウンから益子博之さんも帰ってきた。今月24日の音盤茶会■の曲目ラインナップ原案が届いた。まじ、未知との遭遇だらけ、だし、おののくような益子セレクトが並んでいる。
長女とひさしぶりに話した。あした1じかん蛇骨湯デートをしようということになった。いいことがあると曇り空もかがやいて見える。
凶悪な兄貴たちが帰ってきた。
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