Niseko-Rossy Pi-Pikoe Review
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2011年04月01日(金) 音盤茶会のお知らせ。4月16日『MASUKO TADA YOTSUYA TEA PARTY』




『MASUKO TADA YOTSUYA TEA PARTY』
vol.1
4月16日(土)open - 14:30 start - 15:00 end - 18:00    
会場:綜合藝術茶房 喫茶茶会記(四谷三丁目) 
1100yen (1drink in)
多田雅範・益子博之
第一回のゲストは、サックス奏者/作曲家のかみむら泰一氏



音盤茶話会のお知らせ。

神聖かまってちゃんの「ねこラジ」と嵐の「troublemaker」と世界の終わりの「天使と悪魔」と橋爪亮督グループの「十五夜」を聴きながら夜勤から帰ってきた。間引き運転で午前9時すぎの池袋駅は混雑している。震災孤児数百人か、というニュース、サッカー選手が日本がひとつのチームなんです、天皇皇后さまの避難所訪問、キングカズのシュート、原発の処理状況を見続ける日々、に、まだ音楽を聴くのは束の間だ。

テザート・ムーンのトスカを聴いて、ニューヨークの菊地雅章に、ゲイリーは何をやっているんだ、必要なのはギャラじゃなくてアートだろ、京都が泣いているぞ、余生はテザート・ムーンで過ごすべきだ、とメールを打つ。肺の疾患のよる生死の境から奇跡の帰還を果たしたプーさんは、ヴィレッジヴァンガード出演の前に肋骨を折り、それでも共演者があぜんとするようなピアノを弾いたという。近々、ゲイリー、ポールと新録に入るとの返信がある。

音楽サイトmusicircusの「この一年に聴いた10枚」に益子博之さんの寄稿が叶い、さらにその音源を聴く音盤茶話会を開催できることになりました。「益子多田四谷ティーパーティー」、昨年のベスト作品に加え、最近の出色の録音にも接してみたい。ニューヨーク・ダウンタウン・シーンで発火しているジャズの現在、を、益子さんとのナビゲートで聴きあえるというのは、つねづね音楽誌とディスクユニオン輸入盤コーナーとの乖離に寂しい思いをしていたわたしには耳がときめくものです。

第1回目のゲストは、先週若い友人からの編集CDRで聴いて「おおー、クリス・スピードやジム・ブラックのセッションかなー」と思ったらかみむら泰一グループだった、そのかみむらさんです。

会場は靴を脱いでオーディオルームに入場する隠れ家的喫茶店というかアートスペースです。去年のジョーマネリ特集も、こないだの橋爪亮督グループのライブもここでした。これはこれでおすすめです。ここで四半期ごとに新譜をさぐりあえるというのはわくわくします。

ぜひお越しくださませ。よろしくお願いします。


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多田雅範(ただ・まさのり)
1961年、北海道の炭鉱の町に生まれる。元ECMファンクラブ会長。
音楽誌『OutThere』の編集に携わる。
音楽サイトmusicircus<http://homepage3.nifty.com/musicircus/>を堀内宏公と主宰。
音楽日記Niseko-RossyPi-Pikoe Review<http://www.enpitu.ne.jp/usr/7590/>。
音楽サイトJAZZTOKYO<http://www.jazztokyo.com/>コントリビューター。

益子博之(ますこ・ひろゆき)
音楽批評。1965年、東京生まれ。音楽サイト『com-post.jp』前編集人。ニューヨークのダウ
ンタウン〜ブルックリンの現代ジャズを中心に、周辺ジャンルへと関心を広げる。毎年6月
頃、1週間程NYに滞在してシーンを定点観測。「ジャズけものみちを往く」を『ジャズ批評』
120〜125号に連載した。
http://com-post.jp


Niseko-Rossy Pi-Pikoe |編集CDR寒山拾得交換会musicircus

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