Niseko-Rossy Pi-Pikoe Review
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計画していた古谷暢康@白楽と平井庸一グループ@新宿ピットインに行けなかったが。
2月20日。 アンドラーシュ・シフ@紀尾井ホール、ベートーヴェン・ソナタ30・31・32。
30・31・32を手をあげたまま連続で弾ききってしまった。
このピアノをどのように形容したものかとお手上げだったが、丘山万里子さんのレビュー■ に目がくぎづけになる。
「彼の打鍵は独特だ。上品なヴァイオレット・グレイのペルシャ猫がキイの上を歩くみたい。鍵盤の底までしっかり打鍵しているのに、叩いたその時でなくて、ほんのわずか、ずれながら残響のように立ち上がってくる響き。どんなピアニシモもどんなフォルティシモも。だから、全体がにじむような湿り気を帯びて、響きが歌を縁取る。」
やられた!と唸ってしまいます。はー、サリマンせんせいにはまだまだかなわないようだぼくは。
おいらのレビューは歌劇『イリス』、井上道義劇場でございます!>■
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