Niseko-Rossy Pi-Pikoe Review
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2010年06月04日(金) |
6月6日、ECMファンはカフェズミにお越しくださいませ |
いよいよ明後日は吉祥寺のカフェ・ズミで、福島恵一さんと原田正夫さんと「ECMカフェ■」というイベントです。
10年ほど前にミュゼでECM特集(全カタログのジャケとパーソネル)のデータ・テキストをまとめたことがあって、 そのミュゼ3冊をみなさんにお土産にお持ちいただこうと思っています。 さっき部屋の在庫を確認したら全員分ありました。しかし、紙質のせいか全75冊とても重たいす。 明日土曜日午後7時にカフェズミに車で運んでおこうと思います。日曜日に来れないかたは土曜の夜にカフェズミへお越しください。
ECMレーベルのカタログは1100枚になろうとしています。 今回ECMならではのベスト20枚、ジャズとしてのベスト20枚を選んでみました。 その前段階として、ファンクラブ時代の人気盤や評価と偏愛によって、ベスト202を選ぶ作業をしました。202枚も!あるんです。 このベスト202も当日配布資料にごり押しして入れてもらいました。
福島恵一さんの鋭い切り口で、思いもよらなかったECM像を知ることができるかもしれません。 『ECMの真実』の著者で70年代ECM黄金期に担当者であった稲岡邦彌さん、わたしの親父ですが、も、来場なさるとか。 何か話してくださいよー、と言ったら、おれはおまえにようなフリークじゃない、と、おこられました。 おいらは徹底的にリスナーの立場ですから、愛情を込めて妄想と偏向と罵詈雑言なんてのも言えたら言ってみるのだ。言えるかな。
上記ジャケはスティーブ・ティベッツの『Northern Song』ECM1218 こないだカフェズミで座間さんと話したときに、アーストワイルの新譜のジャケが暗がりから外の風景を眺めている写真であって、 それはね、「囚われの構図」なんだよ。 黒地に四角く風景の写真がデザインされている、というのは、囚われの身にあってこそ、眼差す世界が輝く、というもので、 ECMでもノーザンソングとか心の瞳とかオンダスとかヤバい作品にしか適用されてないんだ。 幼稚園の子どもだって、自分を描いて自分のまわりを暗闇に塗りつぶす画を描いた子どもは不慮の死の直前だったりする研究もある。 死の世界につながっているんだよー。 やばいよ、気をつけなよー。と演説して盛り上がってしまいました。
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