Niseko-Rossy Pi-Pikoe Review
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2010年02月23日(火) |
「新歌謡(進化窈)三部作」 |
夕刻めざめてNHKテレビ『SONGS』を見る。
(番組案内文) 『ゲストは一青窈。いま都会では“アラフォー世代”を中心に、昭和のヒット曲で懐かしい雰囲気を味わうことができる「昭和歌謡バー」がひそかなブームとなっている。一青も少女時代に聴いたピンクレディーに衝撃を受け、プロになってからは、阿久悠の詩の世界に影響され続けてきた。一青は「新歌謡」と名付けた曲にどんな思いを込めているのか? 「昭和歌謡バー」をめぐりながら、一青窈が目指す音楽の源流をたどっていく。』
一青窈は阿久悠を尊敬していて、デビューして早い時期に阿久悠と対談している。 阿久悠(1937-2007)が亡くなって、阿久悠のような残る歌謡曲を歌いたいと 「新歌謡(進化窈)三部作」と銘打ったシングルを発表し始める。 フォーライフへの移籍し、小林武史が作曲・プロデュース。
三部作は 「ユア メディスン〜私があなたの薬になってあげる」 「うんと幸せ」 「冬めく」(2010年2月24日発売)
小林武史のアレンジはすべてミスチルと、当然のことながら、一緒で新機軸なし。 作曲も、ミスチル桜井のものから飛車角抜きになったもの。
「ハナミズキ」で大輪となった一青窈の世界は失われている。 歌詞の訴求力も、落ちている気がする。正視に耐えない。
ミスチルはシングル「旅立ちの唄」(2007)で終焉したとおれは感じている。ずいぶん引っ張ったな。 歌詞の「君が大好きだった歌、街に流れる」のはミスチルのヒット曲なんだ。
まー、おいらは脱落するオールドファンだということなんだろう。
それにしてもNHK、シングル発売前日に合わせて再放送するのはただの偶然かい? トイズファクトリーの営業戦略にまんまと乗るのはどうなの。 そんなにミスチル小林武史に下手に出るのは、 NHK北京オリンピックでテーマ曲「GIFT」を提供してもらったご恩があるから、なのですか?
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