Niseko-Rossy Pi-Pikoe Review
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2010年02月10日(水) 新書2さつ




イリハム マハムティ著『7.5ウイグル虐殺の真実-ウルムチで起こったことは、日本でも起きる』宝島新書

帯文句:日本のマスコミは、中国政府がやった少数民族への弾圧を正しく報道しない。ウルムチで起きた7月5日の事件は暴動ではなく、中国政府のウイグル人に対する虐殺だ。ウイグル人で殺されたものは1000人をゆうに超える。そして、中国政府の弾圧は、いまにはじまったことではない。世界ウイグル会議日本代表のイリハムが、その真実を書く。

新疆ウイグル自治区の独裁者である王楽泉、地方のスーパー銭湯にありそな名前だな!、は、2009年5月5日にスペインの最高裁判所から『人類に対する犯罪容疑』で国際指名手配されてて。これは以前のチリの独裁者ピノチェトに対してと同じもの。2009年12月下旬に王楽泉は解任されたそうだが。解任で済むのか?済ますのか。


内田樹著『日本辺境論』新潮新書

内田さんの著書はぜんぶ読んでるんだけど、この新書ひとつで、うちにある哲学系の本はぜんぶ捨てられます、そんな最高傑作ですねこれは!
「機」の思想、は、圧巻だし。
辺境人は日本語とともに、は、たとえばおいらが日本語で音楽についてほんだらはんだら書きつけているこの営為にも一条のひかりを与えてくれる、ような気もするが。

ジョー・マネリ画像のつぎには46ねんまえのおいらだろうな。


Niseko-Rossy Pi-Pikoe |編集CDR寒山拾得交換会musicircus

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