Niseko-Rossy Pi-Pikoe Review
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2010年01月30日(土) |
ロン・イングリッシュとリトル・ジョー・ワシントン |
『フォッシュフィート / ロン・イングリッシュ』■
ポスターやフィギュアで有名なアート制作者ではないほうの、ロン・イングリッシュ、は、70年代の白人ギタリスト、 昨年Pヴァインから国内盤になった『フィッシュフィート』、えらい!、は、 なつかしいフュージョンの匂いがしつつも、そのユルいグルーブ加減は一見へたくそに聴こえてしまうかもしれない、が、 このー、なんつうか、ザ・ネックス■に通ずるとも言える、持続する達観の耽溺、であり、 時代をこえて現代にピントがあってしまったという怪盤である。
『テキサス・ファイアー・ライン / リトル・ジョー・ワシントン』■
ごおおお。じっさい浮浪者になってさまよってしまってもいたという、極貧の渇きに焼け出されたようなヴォイス!に、 やはり賛否が分かれるのであろうか、アマゾンのユーザーコメントは辛いものとなっている。 しかし、な、このキレたギターの、危なさ、といったら、ない。じつにブルース、であり、無垢の即興センスの極み。 いやー。ノー・ニューヨークのアート・リンゼイもちょっとびっくり、しないか。 こんなものに出会ってしまうからP−ヴァインは面白い。
おいらのテーマ、編集CDR作成に資するトラック、今日は豊作でありました。
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