Niseko-Rossy Pi-Pikoe Review
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2010年01月17日(日) |
宮下誠さんの『越境する天使 パウル・クレー』春秋社 |
国書刊行会『小林かいちの世界』の改訂版が出たと新聞広告で見たけどアマゾンでは売っていないので 駅前のあゆみブックスに探しに。
宮下誠さんの『越境する天使 パウル・クレー』春秋社■ を見つける。
前著『カラヤンがクラシックを殺した』をおいらは圧倒的に支持する。 オットー・クレンペラーを聴けば、この本を読まなくても、おれは絶対に「感じていた」と断言できるが、 これだけ魅力的に音楽のデモーニッシュな側面を描いてくれた耳の恩人である。 昨年、突如逝去された。47さい。 遺著となった主題は、専門のパウル・クレー。みんなに愛され、誤解されているクレー。
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