Niseko-Rossy Pi-Pikoe Review
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2009年06月18日(木) |
アファナシエフの15年ぶりの再演、語り奏でる音楽劇『展覧会の絵』@東京オペラシティ |
アファナシエフの15年ぶりの再演、語り奏でる音楽劇『展覧会の絵』@東京オペラシティを観てきた。
ムソルグスキーの『展覧会の絵』。小学3年生で白鳥の湖とか四季とか運命とかとごっちゃに母親に聴かされるはめになった教材LPに混じって、辛気くさくてただただ苦痛だった展覧会の絵。絵がどうしたというのだ。おまえ、絵じゃないだろ。
40年ぶりに仕返しに来たのか。
すっかりカマドウマみたいな、もとい釜ジイ@千と千尋の神隠し、みたいなじいさまになっていたアファナシエフ。髪型はそんなに変わってないな。そんなに指が長かったのけ?手をおろすと、床に30センチくらい引きずるような長い手になってしまっておって。いつから鬼才になったのだ。おー、こわ。
アファナシエフ。アルヴォ・ぺルトとジョン・アダムス、ミヒャエル・ファーレスの作品でスタートを切ったECMニューシリーズが、ついにギドン・クレーメルのロッケンハウス音楽祭の音源をリリースし始めた、そのエポックに、手にしたロッケンハウスVol.3の輸入LPレコードで遭遇してしまったアファナシエフのシューベルトD960。1986年。
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